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●「自分」らしさって必要?それとも?●

茶毛長髪乙女のぱやです。みなさんにとって「自分らしさ」って大切なものですか?

さいきんブッダの思想に刺激を受け、その流れでお坊さんが出している本を読むようになりました。(しぶい)修行のときって、めちゃくちゃ怒られるらしいです。なにをしても、どんなことをしても。それは「自分」というものをなくすためだそうです。

近年、「自分らしさ」「個性」が重視されていますよね。「君は君のままでいい」とか「自分にしかできないことを見つけよう」みたいな。それが正しい在り方みたいな。私自身も「自分らしさ」とか「個性」というものを大事にしていて、仕事でも「ぱやさんにお願いしたい」とか「ぱやらしい」と言われると認められたようで嬉しいです。それを目標にしているところもあります。あと「自分がない」「自分の意見がない人」とはあまり仲良くなれないなあという感じでした。

ブッダやお坊さんいわく「自分」に執着してしまうと器の小さい人間になるので良くないとのこと。「自分」のものさしだけで考えたり判断するのって結局しれている上に、それに執着することで傲慢になったり卑屈になったりしてしまう。そして「自分」と「誰か」を比較して良くない感情を生んでしまう。おぉ~

めちゃくちゃ真理。器ちっこちっこなってまう。お坊さんや落語家さんってお師匠にずっと引っ付いて真似してっていうのを永遠繰り返すことで「本物」になるそうです。それまでは真似。自分らしさというのはそれができた人がやるもの。一般社会でいうと、秘書の人もそうらしいです。社長の立場にたって物事を考える、自分をなくす…。わたしも新卒の頃、ばかくそ怒られて引くほど怒られまくっていましたが、変に自分に固執することがなかったので今思うと本当にありがたかったなあと思います。(涙)

「自分の意見をもつ」「価値観をもつ・信念をもつ」ということは大切だと思います。でも、それに固執しすぎて「わたしはこうだから」「前はこれでうまくいったから」みたいな思い込みとか意地になると、器ちっこになってしまいそうです。

「自分にしかできないこと」を求めるのも良いかもしれません。でも正直そんなんあんまりないし、地に足つけて慈悲深い心で毎日笑顔で過ごせることの方が幸せなんじゃない?ってわたしは思いました。今の世の中、「自分」に固執しすぎな気がしてきました。個性個性って、そもそも人間みんなちがうし?良いも悪いもないし??なんか、期待しすぎですね。きっと。

「自分ってだめやな」「自分ってめっちゃすごい」「お金持ってるから偉い」「いいねの数が多いから偉い」…いちど、「自分」に固執するのをやめると楽になるかもですね。

今日はこんなかんじで。

おしまい



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