「手に取る」ことで深く知る ─ コミュニケーションデザイナーによる、物理ポートフォリオの取り組み
こんにちは!ファインディでコミュニケーションデザイナーをしております、ぱやつん(@payatsun)です。
昨年末、大デザナレ展に出展した際にファインディデザインチームの物理ポートフォリオを作成したのですが、同じチームのプロダクトデザイナーのいっちーさん(@Ittyanm)がシェアしてくれた所、多くのいいねをいただけました🥹✨
そこまでいいねがもらえるのなら少し語っちゃっても良いのかも?などと思い、記事をしたためることにしました。
なぜファイリングしたのか
元を辿ると、2023年9月の大デザナレ展の出展まで遡ります。来場者の方にデザインチームが作ったものを見てもらえる機会があり、モニターに映して都度説明をしていたのですが「他の人がモニターを使っていると自分が使えなくなる」という事象が発生し、次回出展の際の伸び代ポイントとして挙がっていました。
そして、12月のデザナレ展忘年会の準備を進める中で「年末だし1年のクリエイティブ振り返りするか〜」という気持ちと、「デザインチームが作ったものを見ながら議論すると効率が良さそう※」という意見が別途挙がっていたこともあり、この機会に物理ポートフォリオを作ってみようじゃないか!と立ち上がった次第です。
※ファインディデザインチームは、複数事業を横断して制作していることもあり「このパンフ依頼、前に他の事業部でもやったな…」と思うことが増えていました。すぐ手に取れる状態にすることで、お互いに効率良く進められるかも?と思っていた所存です。(この辺の事業部横断の取り組みは、また別途noteを書きます🌈)
▼ちなみに12月に出展した際の参加レポート🗒
ファイリングのメリット
📁 一覧性が高い
まず一覧性がとても高いです。今回は、イベント(toC / toB)・広告・プロダクト施策・サムネイル…と、施策カテゴリごとに分けてまとめました。A4用紙1枚あたり3〜5枚程度で、見開きも考慮して統一感が出るようにまとめたので、1冊になると圧巻です。
📁 比較しやすい
一覧性が高いのもそうですが、パラパラとめくるだけでページをいったりきたりできるので、クリエイティブを比較しやすいです。施策ごとに分けた上で、時系列順にファイリングしたので変遷も見ることができ、新たな示唆が生まれそうです。
📁 手に取りやすい
今回のポートフォリオは、2冊のファイルに大量のクリエイティブがファイリングされています。これらをデジタルデータとして開こうと思うとやや腰が重いのですが、ファイルにまとまっているというだけで、すぐに開いて見始めることができます。
📁 エモい
そしてこれに尽きる。実際に印刷データをまとめながら「このバナー、納期忘れてて急いで対応したな〜」「このイベント楽しかったな〜」「これ、〇〇さんの入社後初案件だったな〜」など、1つ1つのクリエイティブに思い出があり、作った時のことを思い出しながらファイリングしていました。
クリエイティブと作者は切り分ける方が良いと言われながらも、どうしても思いを馳せてしまうのは人間のサガですね。
この瞬間こそ、物理ポートフォリオを作る一番の素敵ポイントかもしれません。
ファイリングのコツ
実際に今回2冊作ってみて、こうするといい感じになる、という点をまとめてみました。
💡 その①:バインダーは切り離せるタイプがおすすめ
順番を変えたり、増減も簡単にできるので、少しコストは上がってしまいますが、切り離せるタイプがおすすめです。弊社は、みんな大好き無印良品で全て購入しました。
(インデックスは購入したものの、めくる時のぺらぺらを邪魔してしまうため、使いこなせてないです… 本当はがっつりとデコレーションしたいと思っています…)
💡 その②:ノベルティも入れちゃおう
袋タイプなら、薄いタイプのノベルティや冊子も入れることができます。弊社では、しおり・ステッカー・イベントパンフレットなども入れてます🔖
💡 その③:みんなに見てもらおう
イベントに向けて作りましたが、先述の通り、通常業務でも活用したいと思っていたので、社内MTGや、採用で選考者が来社してくださった際に、積極的に持ち出して、みんなで同じものを見るようにしています✨
みんなの反応
嬉しい反応いただいたので、ご紹介させてください🥳
さいごに
ファインディデザインチームは、テクノロジーだけではなくヒューマニティも大事にしながらデザインをしています。記事をご覧になった方で弊デザインチームが気になった方は、是非気軽にお話ししましょう〜😊
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