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つらいときは、生きる「方法」を見直す

 何だかつらい毎日、苦しい毎日というのがあるかもしれません。それは、生きる「方法」が間違っているからかもしれません。例えば、魚が陸で暮らしていると、苦しいはずです。それは、生きること自体が苦しいというよりも、生きる「方法」として、陸を選んだから、苦しいだけなのです。

原因不明のつらさ

 つらさ、苦しさの原因がわからないのは、何とも、苦しいものです。急に、やる気がなくなったり、体調を崩したり。そのような場合に振り返る必要があるのは、最近は、どのような「方法」で生きていたかということです。たとえば、仕事をがんばろうと、少し残業を増やしてみたことで、急に苦しくなったのかもしれませんし、ダイエットのために、と普段から食べる量を減らしてみたことで、つらくなったのかもしれません。仕事をがんばること。ダイエットをすること。考え方としては、良さそうですが、その「方法」として実行したことは、はたして自分に合っているのでしょうか。

ささいなことに見えても

 自分にとっては、ささいな考え方の変更・「方法」の変更に思えるようなことでも、実は、大きな影響があります。たとえば、今までの自分ではずっとうまくいかなかったような「方法」を、ある時、何かの影響を受けて、大義名分をつけて、わざわざまた持ち出してきて、その「方法」を実行していないでしょうか。ささいなことに見えても、それでは無理、それでは無理。と心身が警告を出すことで、つらくなったりくるしくなったりしているのです。

考え方について

 「考え方」についても、この考え方は良いと思っても、自分には合わない場合があります。内気な人が、「たくさん話しかけることで、友達を増やす」といった考え方を採用していたら、自分を苦しめることは明白です。おしゃべり好きな人が、「人と会話するときは、なるべく自ら口を開かず、黙って話を聞く」といった考え方を採用していたら、自分を苦しめることは明白です。知らず知らずに何かの影響を受けて採用してしまった、その考え方のどれか1つが自分を苦しめているかもしれないため、なぜその考え方を選んだのか、それは自分に合っているのか検証するのも大切です。

自分にとっての水を見つけよう。

 魚が水の中で暮らすと生き生きするように、自分にとっての水の中、つまり、生き生きとできるような生きる「方法」や考え方を見つけ、選択していきましょう。

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