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動画クリエイター フリーランスへの道

動画スクールPAVIOSの講師をしている、大林です。

ここでは、動画制作に関する様々な話題を取り上げていますが、
今回は、『フリーランス』についてお話ししたいと思います。

私は、テレビ埼玉という地元のテレビ局の制作会社に勤めていました。
そこから紆余曲折を経て、35歳のときに東京に出てフリーランスのディレクターとして仕事を始めました。

これから、動画の仕事でフリーランスになりたいな、と思っている方に、
その魅力についてお話ししたいと思います。

フリーランスで動画クリエイターになる
メリット

メリット①自由
 動画制作は台本制作や動画編集など、一人で行う仕事が多いため、誰の制約も受けず、自分でスケジュールを組めるというのは、フリーランスの醍醐味です。締め切りさえ守れば、あとは自由。
 空いた時間に、趣味をするのもよし。ちなみに私は、フリーランスになり、趣味のバレーボールチームに入り、妻と知り合いました。
 時間が自由な分、使い方の工夫は必要かもしれませんが。

メリット②稼げる

私の場合は、固定給をもらっている間よりも、フリーランスの方が稼げるようになりました。
今よりも、動画需要は少なかったのですが、動画クリエイターもそれほどいませんでした。

ですから、営業力のない私でも何とか仕事をつないでいけた感じです。
フリーランスには営業力が必要だといろいろな記事に書いてあります。
たしかに、必要だと思います。
しかし、仕事が回っていくと、そもそも営業する時間がなくなります。
一つの仕事が名刺代わりになり、次の仕事が来る。
このサイクルが回っていきます。
もちろん、営業がむちゃくちゃ上手なディレクターは昔からいました。
心から尊敬しますが、数としては少ないと思います。

ちなみに、当時、フリーになるとき、コンピュータと編集ソフト(当時はFinalcutPro)などの機材投資をしました。
自分で、取材から編集まで一貫して行える体制を整えたのが、稼げた一つの要因かもしれません。
これからは特に、企業案件を請けられるようにならなければ、単価は上がっていかないと思いますので。

今は、パソコンも編集ソフトも安くなっていますので、私のときよりはフリーになりやすいと思います。

メリット③好きな仕事を選べる

自分で仕事を選べるフリーランスは、やりたい仕事だけをできるのも大きなメリットです。
やりたくない仕事は受けなければいいですし、クライアントを自ら選んで仕事をすることができます。
会社員のように「やりたくないけどやらなくてはならない」という状況にもなりにくいので、ストレスの軽減も期待できるでしょう。

フリーランスで動画クリエイターになる
デメリット

デメリット①仕事が安定しない


フリーランスになった最初は、仕事が安定しないこともあるでしょう。
定期的に仕事がもらえるクライアントがいればいいですが、そう簡単に見つからないかもしれません。
また、クライアントが急に仕事を振ってくれなくなる可能性も考えられます。
会社員であれば仕事がなくなることはありませんが、フリーランスはいつ仕事がなくなるのかわからないのがデメリットと言えるでしょう。

デメリット②決まった収入ではない


フリーランスの動画クリエイターは給料も自分次第です。基本的に動画制作は案件ごとに報酬が支払われるため、多くの案件をこなせばその分だけの収入が増えますが、仕事を獲得できなければ収入がない月が発生する可能性があります。
毎月決まった収入ではないので、収入が少ない月は生活が苦しくなる可能性もあります。

フリーランス動画クリエイターの平均年収


フリーランスの動画クリエイターの平均年収は、あまり実績がない場合、200〜360万円が多いようです。
動画編集だけを個人で請け負っていても、単価の面で限界があるかもしれません。
自分でYouTubeチャンネルを立ち上げて収益を上げるのも至難の業です。

一番の近道は、企業から動画1本完パケで請け負えるチカラをつけるということです。
そうすれば、年収500万円以上稼ぐことも可能ですし、やり方によっては1000万円以上稼ぐこともできます。

フリーランスへの道


 もし、今、動画とは関係ないお仕事をされている方は、
まずは、副業として動画編集を入り口に仕事をしてみることをおすすめします。
簡単な案件であれば、独学で学び、編集ソフトもそれほど高いものを買わなくても大丈夫だと思います。

動画スクールPAVIOSにできること


 動画編集を副業で行った後、本来ならば動画の制作会社で何年か実績を積み、フリーランスになる方がよいと思いますが、
今、動画制作会社が人を育てる余裕がどこまであるのか、疑問符がついています。
 即戦力として、何も知らないまま一人で現場に放り出されて途方に暮れている新人を私は何人も見てきました。
 そんな現状を何とか変えたいと思い、PAVIOSでは、現場の仕事に近いワークフローで学べる場所をつくりました。
そして、卒業生には是非、運営会社Pasteque(パステック)の案件を手伝っていただきたいと考えております。
仕事の発注をお約束するものではありませんが、是非、パートナーとして力を発揮していただきたいと思っております。
PAVIOSはフリーランスの動画クリエイターになりたい方々を全力で応援します。


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