第一次幼女に捧げる文章
分からない、でも幼女は真実かもしれない。永遠の甘美、儚さの極意、そう、夢の通い路なんだと思う。源氏が若柴を見つけた瞬間を想像してみて欲しい。私達はその精神を受け継ぐ民族である。嗚呼、少なくとも言えるのは、そこに絶対的な抱擁と絶対的な喪失があるってこと。絶対矛盾的自己同一がそこにある、ような気がする。
さて、ロラン・バルトはエロについて、出現―消滅の演出と決定付けたが彼は素晴らしいと思う。言わずもがな幼女というのは空間的、肉体的なものでもない、それは付随される装飾である。諸君