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【ミニマリズム/シンプリズム】価値観の探求に役立つ日記フレームワーク【何にわくわくするのかな?】
はじめにー日記の効果ー
2018年から日記を書き始めてから約5年経つ。
最初は、適当な日記帳に適当に書きつけるといったところから始めて、段々と日記のフレームワークを探して試すという風に移行していった。
というのも、日記は何か統一したフレームワークに沿って毎日自分の価値観や言動を定点観測していると、「自分って意外と○○なんだ」という発見があり、それは往々にして「自分が意識はしていないが、自分にとってわくわくすること」の発見になるからだ。
その結果、自分とって何をするのがわくわくして、何をするのがわくわくしないのか、を徐々に明らかにすることができている実感がある。
例えば、私のわくわくすることに、「自分が良い行をする」があるが、これは「なんとなく」行動し始めていることが多い。エイヤというよりはなんとなくである。
そこから派生して、現在はミニマリズムやシンプリズムといわれる自分の価値観に沿うことをするという生活哲学のようなものを実践してるが、上記の発見があると、「住環境は自分が何かをなんとなく始められるように整理整頓しておこう
」と、より自分がわくわくするような意思決定と実践が可能となる。
本noteでは、私が日記において試行錯誤している記録として集めた日記のフレームワークを5つご紹介する。
皆さまの日記ライフに役立てれば幸いだ。
①エクスプレッシブ・ライティング
これは、自分が感じていることをそのまま書いていく、紙とペン、20分かけて、というものだ。
このサイトで初めて知った。
これは、ピンときた人もいるかもしれないが、ジュリア・キャメロン氏の「ずっとやりたかったことをやりなさい」に出てくるモーニング・ページと同様のものだ。
我々は一日に6万個もの考え事をしており、その内80%、つまり4.8万個はネガティブなことだという。
しかし、書きだすと不思議なことに「ああ、必要以上にネガティブなことを考えているな」となんとなく脳みその中の整理が行われ、エクスプレッシブ・ライティング後はなんとなくすっきりした心持ちになっている。
このフレームワークは書いたものを定点観測するようなものではないが、毎日続けると不思議なことにすっきりする、そういうフレームワークである。
更に、加えておすすめしたいのは、エクスプレッシブ・ライティングをした後はこの瞑想音楽を聴きながら眠りに着くことだ。
最近聞いたことがある「マインドフルネス」の動画なのだが、この動画の中に「考え事は明日しましょう。今日はもう何も考えることはありません」といったセリフがある。
エクスプレッシブ・ライティングで全てを吐き出して、とどめの一発でこの瞑想音楽を聴くことで、ストンと安心して眠りに着けるであろう。
②3行ポジティブ日記
これは、寝る前に今日あったいいことを3つ書くというもので、精神科医の樺沢先生が自身のyoutubeで紹介しているものだ。
これは、イメージとするとこんな感じであろうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1686840428546-3IB1ArYOIy.jpg)
このフレームワークはとっても手軽なので続けやすいことが魅力の一つだ。できれば紙のノートにペンで書きつけた方が良いが、このフレームワークなら布団の中でスマホに入力したっていい(布団の中でスマホはいじらない方が良いが)
更に、3行ポジティブ日記は発展させていくと、次③価値観日記につなげることができる。
③価値観日記
これは、今日行った行動のうち、自分の価値観に沿うものはなんだったかを書きだす、というものだ。
DaiGo氏の本で見つけた。
②のポジティブ日記の発展系のようなものだと思っているが、自分にとってポジティブになれること、つまり良いこととは言い換えると、「自分の価値観に即していること」である。
例えば、私は16type診断でいうと指導者ENTJなのだが、つまり他人から感謝されても別に嬉しくない価値観がある。「どういたしまして」というだけである。しかし仕事が終わるとすっごい嬉しい。
一方で、この世には他人から感謝されることに無上の喜びを感じるタイプの人間がいることを私は知っている。というように、人間によって何を良いと思うかは異なるのだ。
情報社会で生きる我々は日々スマホを利用しているが、そうした我々の閲覧履歴はビックデータとして企業の宣伝活動に活用されいる。
そして我々が目にする誰かの価値観ー俺がお勧めするめちゃくちゃコスパがいいホテルとか、黒髪マッシュがかっこいいとか、スタバの新作が可愛いとかーは徐々に我々の無意識化に侵入して、我々を消費活動に駆り立てる。
つまり、どこかで自分を客観視して自分の価値観を把握しない限り、自分がわくわくする時間を増やせないのだ。
価値観日記は定点観測するとだんだんと自分の価値観を類型化することができるのが面白い。私は「昨日よりも違うことをしている」とか「規範から逸脱している」とかが価値観としてあるようだ。
皆さまの価値観はいかがだろうか?
④回復行動か、消耗行動か
これは、日記というよりは行動記録に近いものである。
一日の行動のうち「自分にとって回復する行動」か、「自分にとって消耗する行動」か、を整理するというものだ。
これは、この本で知った。
これは価値観日記に似たようなものであるが、価値観という漠然としたものに対して、「元気が出たのか」「疲れたのか」という判断軸が設定されている点が異なる。
1週間騙されたと思ってやってみてほしいのだが、びっくりするぐらい自分が「疲れる行動」をしていることがわかる。
例えば、私は日光があまり得意ではないのだが、わざわざ晴れた日に動き回って夕方頭痛でダウンする、といったことがあった。であればはじめから日光が強い日は外に出なければいい。防げる話である。
他にも本書では、食べたものを整理するとか、色々とフレームワークが紹介されているので、帯にあるように「休むことに罪悪感を覚える」タイプの人には一読を勧めたい。
⑤プレディクティング
これは英語のpredictingであり、明日の予定を文章で書きだすというものだ。
kindle unlimitedで読める本書で知った。
ミソは明日の予定をただ羅列するのではなくて、あたかも事後書き出しているかのように文章で書くことだ。
例えば、「9時から○○と会議。上司から資料についてXXの指摘があった。」とか「10時から日帰り出張に出発する。歩いて疲れるから、ビタミンCサプリを持って行った」とか。
こうすることにより、脳みその中で明日起きることの大体が不確実性が高い謎の未来ではなくて予測という扱いになり、将来に対する不安感が薄らぐ気がする。
プレディクティングは以前noteで紹介した以下の本にある、行動の見える化と相性がいい。
明日の予定を24時間全てに入れておくというものだ。これがあると、プレディクティングが非常に楽になるし、その後の予定とずれたことに対するPDCAも比較的回しやすく、予定見積もりの精度が上がりやすい。
おわりにー日記を続けるためにー
本noteでは日記のフレームワーク5選を紹介した。
ただ日記とは継続が前提のものだ。そのためのtipを1つご紹介する。それは「お気に入りのノートで書く」ことだ。
私は最初日記を継続するために、多少高かったがモレスキンのノートを使用していた。毎日日記を書くことで自分の価値観を把握し、明日の自分が自分がよりわくわくすることをし始める。そのために1冊3,000円は消費ではなく、浪費だと判断したのである。
皆さまの日記ライフに役に立てば幸いである。
お読み頂きありがとうございました。
最後に、私が以前書いたnoteが謎にいいねをもらっている。どのあたりにいいねと思ったのか知りたいので、できることならこのnoteでもいいし、元のnoteでもいいので、コメントを頂けると嬉しいです。(勿論このnoteの感想も知りたいです)
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