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飲食時代編を終えて、アパレルの話に戻ろうと思ったのですが、色々と過去を回想して自分の気持ちの整理の為に、一緒に働いてきた家族への手紙を記録として残そうと思います。

題名は、すごい個人的なポストなので、読んで頂く時間を奪うことに恐縮した為付けました。また脱線してしまいましたが、アパレル「在庫」については次回ポストします。もし、僕のポストを続けてご覧頂いた方がいらっしゃいましたら、飲食時代〜起業まで歩んだ今の僕の気持ちを書いていますので、ご覧頂けたら幸いです。

おとんへ

気がつけば、僕がおとんの会社で働くようになってもう14年経ちますね。去年、僕が起業してから一緒の会社ではなくなってしまったけど。

思いたったら聞かない性格で、「飲食店をやるぞ!」「自分たちの洋服を売るSHOPを作るぞ!!」と、思い立ってからの行動力はスゴイと思う。
本当にそれを現実にしてしまう力があったおとんの右腕として、僕の力がもっとあったら、色々な事業展開が出来たんじゃないか・・・もっとスゴイ会社に出来たんじゃないか・・・今はその自責の念が沢山あります。

20代では飲食事業の「社長」として、アパレルに出戻ってからは30代で取締役として、僕の力では遠く及ばないことまで、いつも僕のことを信頼し、どんな仕事でも任せてくれたのに、一つとして守ることが出来ませんでした。

ごめんなさい。

それでも、今の僕があるのは何度失敗しても、「社長」であり「父」であるその存在に、ずっと支えて貰っていたからです。

今は会社こそ違いますが、同じオフィスに居て、いつものおとんの席に座っていてくれるだけで、不思議な安心感があります。

最近では、足下が弱って来たのか「ヨロヨロ」とおじいちゃんみたいな姿を良く見ますが、会社が変わっても、おじいちゃんになっても、僕の中では昔から変わらず、「社長」であり「おとん」です。

まだまだゆったりとした老後を過ごすことは出来ないと思うけど、いつまでも「オシャレ」で「カッコ良い背中」を見せて下さい。(めっちゃ猫背だけど(笑))たまには、また二人で酒でも飲もう。おとんとの「特に会話も無い二人飲み」結構好きだから(笑)

おかんへ

生粋の「ママっ子」だった僕も「三人の父親」となりました。小さい頃から、ずっとおかんの後を追いかけ、「金魚のフン」とまで呼ばれた僕が(笑)

おかんには、沢山沢山迷惑を掛けてきましたね。

一つ書くとすれば、小学生の時、地元では有名な「怖い人が住む家」のベンツを壊し、泣きながら家に帰った僕と、一緒に怖いおじさんの家まで謝りに行ってくれたり(笑)女の人一人で、あの家に行くのは怖かったと思います。

「母は強し」と良く言いますが、おかんの姿を37年ずっと見てきて一番思うこと。

「自分のことは一番最後」

いつも頭の中は「家族」のこと。

正直、もっと自分のことを大切に生きれば?少しは手を抜いて休んだら?と思うこともありますが、それが「おかんの生き方」なのかなと、最近では思う様になりました。

小さい頃からずっと、朝起きてから寝るまで仕事と家事をして、家でくつろぐ事もなく。
最近は、「もう歳なんだから少しは休みなさい」と思うけど、それが「おかんらしい」のかな。

心配性で、最近は少し涙脆くなったおかんだけど、「家族の為に生きてきた」おかんを僕は心底「尊敬」し「感謝」しています。

子供がどんなに大人になっても、心配は尽きないと思うけど、これらはもう少し「自分の人生」を生きても良いんじゃないかな?

少しでも楽しいと思える人生をこれからも「親子」として歩みましょう。
「渡る世間は鬼ばかり」のように、バタバタと仲良く。

PathCode共同経営者「もっちゃん」へ

毎日お仕事お疲れ様です。こんな大企業でも倒産や縮小が繰り返される世の中で、「起業」という道を一緒に選んだ僕たちは「頭がおかしい」のかな(笑)

もっちゃんとは、なんだかんだ飲食時代から仕事をしてるから結構長い歳月が流れたね。毎年毎年色んな問題が起きて、平和な一年を過ごしたことは無いけど(笑)

僕の仕事人生の大半をもっちゃんと過ごして来たけど、改めて「感謝」を伝えたいと思います。

僕ともっちゃんは、性格もそうだけど、生き方も全然違うよね。僕は新卒でずっとおとんの会社で働いてきたけど、もっちゃんはスキルを磨いて、色んな会社で、色んなことを吸収しての今がある。この間、上場した会社もあるから、きっと仕事が出来る人をいっぱい見て来たと思います。

「アパレル」での勤務経験こそ僕の方が長いけど、業歴だけ考えたら、もっと「出来る男」は沢山いると思う。そんな僕と「共同代表」として進むことを選んでくれたことを感謝すると共に、仕事が出来るもっちゃんが僕を選んでくれたことに、少しの「誇り」を感じます。

だから「負けられない」

起業する前から口を揃えて「今アパレルは無理でしょ?」

何度も言われたね。おとんの会社では、当たり前のように受注を貰って、一型決まれば「数百万」という売上を頂けたけど、独立してからそんな環境は無くなり、押し潰されそうな不安は尽きないよね。

でも、僕たちが信じる先には、僕たちの洋服で「幸せを感じてくれる誰か」が必ずいるはずです。そんな「一つの幸せ」をどれだけ沢山生み出せるか。

そんなことを考えて僕はワクワクします。

They think that we're no one
彼らは、僕らは何者でもないと思っている

We're nothing, not sorry
まだ何でもないけど それでもいい

They don't even know
彼らは知りもしない

Anything they say
彼らがなんと言おうと

Will never break our hearts of gold
僕らの黄金の心は打ち砕けない

So never tell yourself
だからこう考えろ

You should be someone else
自分らしくあり続けようと

Stand up tall and say
背筋を伸ばして言うんだ

I'm not afraid, I'm not afraid
もう何も怖くない、大丈夫だって
*引用:O N E O K  R O C K 「We Are」抜粋

僕たちなら「きっと出来る」

これからも宜しく。

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