私が広告代理店を目指した理由。
こんにちは。広告女子ぱすたです。
いよいよ2月に突入し、2019年度もラストスパートですね。私は大きな撮影が無事終了し、束の間のゆったりモードを満喫しています。
…さて。かねてより、
Twitterのリプライやマシュマロなどで
「ぱすたさんが広告代理店を目指したきっかけは何ですか?」
「あれだけ広告代理店を批判しておいて、
広告代理店を抜け出さないのは何故ですか?」
などの質問をたくさん頂いています。
適宜答えているつもりではあるのですが、似た内容のご質問をたくさん頂くことが多いので(笑)この度、一挙にまとめてnoteで答えてみようと思います!!
題して、
私が広告業界を目指した理由。
誰得か分からない、ぱすたの四半世紀ですが
しばしお付き合いください↓
私は子供の頃から、
やりたいことがとにかく多い子供で
役者になりたい、歌手になりたい、写真家になりたい、漫画家になりたい、映画監督になりたい・・・
とにかく色んな職業を夢みてきました。
どの夢にも共通しているのは、クリエイティブで、人を楽しませるものだということ。
自分の生み出したもので誰かを笑顔にしたり、幸せにできる人になりたいー
小さい頃から今に至るまで、この気持ちは一貫して変わりません。
しかしながら、
私には具体的に「これを生み出したい」というものがありませんでした。
これを創りたい、これを伝えたいというものが無かったのです。
これがものすごく厄介で、憧れや夢はたくさんあるのに、何をするにも一切の具体性に欠けてしまうんです。
小学校、中学校、高校と何となく誤魔化してきたものの、この悩みと対峙するのに、そう時間はかかりませんでした。
月日が経ち、私は某私立大学へ入学(国公立は落ちました…)。大学では、表現やコミュニケーション全般を勉強。
しかしこの時もまだ、自分が本当にやりたい「たった1つの何か」は見つかりませんでした。
私の本当にやりたいことは何なんだろうか?
そもそも、本当に私はクリエイティブな仕事がしたいんだろうか?
本当はやりたいことなんて、無いんじゃないのか・・・?
頭の中は、自分が本当にやりたいことを巡って堂々めぐり。結論が出ないまま、大学生活の半分が過ぎました。
そんな時、転機が訪れました。
大学生活も半ばに差し掛かり、新しいアルバイトを始めました。
それは、私が暮らしていた地方にあるイベント系の小さなプロダクション。たまたま見つけたイベントスタッフの求人がきっかけとなり、私はそのプロダクションに参加することになりました。
そのプロダクションでは、とにかく様々な現場を経験しました。
・お笑い芸人の営業イベント
・アイドルの屋外コンサート
・有名マスコットのキャラグリ
・大型展示場でのイベント
・大型ショッピングモールでの催事
等々…
私の役割は、主に制作と現場進行。
とにかく小規模なプロダクションだったため、
当時はまだ大学生であったにも関わらず、365日出張込みで様々な現場で稼働していました。
その時の現場での経験が、私の夢をまさしく具体的なものへと近づけました。
イベント現場では、毎時毎秒「目の前の人を笑顔にできた」んです。
制作段階では上司やチームの仲間を、現場では案件を依頼してくれたクライアントを、そして、イベントを楽しみに来てくれたお客さんたちを。
私が創ったもので、沢山の人が笑顔になる。
それも私の目の前で。
誰かが笑顔になる瞬間を、同じ場所にいて、
同じ瞬間に目の当たりにすることができるー。
全ての現場が幸せに溢れ、生まれて初めての大きな達成感を感じました。
とんでもなく忙しいアルバイトで、大学の授業も疎かになりましたが(笑)
この経験が間違いなく私を広告の道へと向かわせました。
そして迎えた就職活動。
…ふと思い返すと、私のイベント現場にはいつも
私たちプロダクションの他に広告代理店がいました。
…プロダクションの上司に聞いたところ、
どうやら、広告代理店がイベントのテーマや内容を固めて、それに応じてプロダクションが動くという座組らしいとのこと。
しかも、広告代理店に入っていれば、もっと、イベントの企画内容や様々なジャンルの仕事に取り組めるとのこと。
だったらば、
その大元である広告代理店を目指すしかない!!!
・・・そんな流れで、私は広告代理店を目指しました。
念願叶って広告代理店に入社、販促プロモーション系の部署に配属され、現在も引き続きプロモーションの仕事に携わっています。
ですので、私の場合はどちらかというと
CMなどのマスメディア広告に憧れていたというよりは、イベントなどの現場稼働の多い販促プロモーションに憧れて広告代理店を目指したという流れです。
学生時代のプロダクションでの関わり方とは異なり、広告代理店は少なからずイベント現場の最前線からは離れてしまいます。
ですが、それでもお客さんが笑顔になる瞬間を見る機会は今でもたくさんあります。
何よりも嬉しいのは、広告代理店で働いている今は企画を1から考えて、各施策の立ち上げから終わりまで、全てを見届けられることです。
今はイベント以外にも、SNSなどでプロモーション施策を展開し、SNSを通じてお客さんの声をすぐに聞くことができるようにもなりました。
私はとにかくすぐに結果や反応が欲しいタイプの人間なので、プロモーションでの仕事は本当に性に合っています。
・・・そんなこんなで、S先輩からパワハラを受けて、お前は向いてない、才能がない、辞めてしまえ、と凄まれても
どうして私がこの先輩のために、
私のやりたいことを諦めなければならないのか!!??
…と思って逆に意地になり、何度も心が折れそうになっても、辞めるという選択肢だけは選びませんでした。
(それが正しい選択だったかは、よく分かりませんが…少なくとも後悔はしていません)
広告という言葉は、主にCMやマス広告を指すと思われることが多いです。ですが私の場合は、販促プロモーション領域に関わりたくて、誰かが笑顔になる瞬間を間近で見たくて、広告業界を目指しました。
現在ではもっと幅広く、CMも含めて関わる機会を頂いていますが、やはり自分の原体験としては、プロモーション領域にまつわる仕事に依るところが大きいです。
・・・長々と書いてしまいましたが、いかがでしたでしょうか?質問の回答になっていますでしょうか!?
まだまだ道半ば、
今の場所で挑戦したいことが山ほどあります。
それをやり切るまでは、
今のところ広告代理店を離れる予定はありません!!
(…でも、たまには弱音を吐かせてくださいね!)
サポート頂けたら泣いて喜びます!!