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企業がSNSをやるメリットとデメリット

企業がSNS[Facebook・Instagram・Twitterなど]を活用して自社のことやサービス、その他有益情報などを発信して、認知拡大や顧客獲得に繋げる施策を行うことがスタンダードな時代になっていますね。逆を返せばSNSで発信をしていないと、認知獲得ができなかったり、意図せず競合との差が開いているかもしれません。

ただ「何から始めたらいいのか分からない」だったり、「炎上などの不安がある」など取り組めない理由があると思います。なので今回は企業がSNSをやるメリットとデメリットをまとめてみましたので、ぜひ最後まで読んでいただき参考にしていただけると幸いです。



企業がSNSを運用する5つのメリット


1 信頼が生まれる

会社自らが情報発信をしてることは信頼に繋がります。これは自社の「見える化」していることになるのでその行動自体が信頼獲得に大きく貢献することでしょう。
人はよくわからないものには不安を感じる生き物です。顔がわかりどんな思いでサービスや商品を提供しているかを知ることで、認知向上やブランド価値の醸成に繋がります。

2 無料で会社や商品の認知拡大ができる

SNSは開設も投稿も無料です。アイデア次第で大きな拡散力を持ちますし、フォロワーが増えてくると権威性もアップします。そうすることで広告を出さなくてもSNSの発信だけで、集客ができたり、商品を販売したり、来店を促進したりすることが可能になります。

3 新規顧客の獲得ができる

日本国内でInstagramは月間3,300万人(2019年3月時点)がみているSNSです。その1%にでもリーチすると33万人の人に向けて情報発信ができることになります。これまでのプロモーションや広報活動でSNSを使用していない会社や個人は、新しい顧客に出会える最高の場になっていくかもしれません。

4 ファンと直接交流がしやすい

SNSは投稿内容に対してユーザーが簡単にアクションができる双方向のツールです。またそのアクションに対して企業側はアクションを返すことができます。DMが届いたら返信をしたり、商品を紹介してくれた投稿をユーザーがしたら、それをメンションして交流することができます。またSNSよってはアンケート機能があったりするのでマーケティング活動も簡単に行えます。TVCMをみた人にメッセージは送れないですし、誰がチラシを見て来店してくれたのかも個人に質問しないとわかりません。その点SNSはどの顧客がアクションしてくれたかがわかり、コミュニケーションが容易に取れるので、ファン化しやすいところが大きなメリットです。

5 採用に繋がりやすい

新卒採用・中途採用にかかわらず、求職者はあらゆる方法で企業の情報を収集しています。ハローワーク・学校内の掲示板や就職相談室・求人サイト・コーポレートサイト・口コミサイトなどがあります。その中でもSNSは月間アクティブユーザーが多く存在するので、会社のさまざまな情報を発信するのに適しています。
求職している人は、さまざまな切り口で希望の就職先を選んでいます。コーポレートサイトではかしこまった発信になりがちですが、SNSでは人間味が感じられ親しみやすい投稿をすることで、親しみを感じて認知して、興味を持ってもらうきっかけになります。



企業がSNSを運用する4つデメリット


1 成果が出るまでに時間がかかる場合がある

スタートは誰でもフォロワーは0人です。最初は定期的な運用と、質の高いコンテンツ作りが大切となってきます。2023年現在SNSの有効性に気づき運用を開始する企業が増え続けています。その中で認知されるまでには中長期的な運用計画が必須となってきます。またSNSはコミュニケーションツールです。よく情報発信ツールと勘違いされがちですが、フォロワーとコミュニケーションをとりその輪を広げていくことがとても大切です。なので企業や個人が発信したい情報ではなく、ユーザーが知りたい情報を発信することが大切で、成果につながる1つの要因になっています。


2 手間が増える

通常業務に加えてSNSの発信を行うことで、どうしても手間がかかってしまいます。大企業のように専属担当をつけることができない場合には、継続発信できるコンテンツ設計と運用計画を組むなど、手間を減らす工夫をしていきましょう。


3 社内での理解が必要

成果が見えにくいものに対して、社内では好意的に見られないケースも出てきます。やはり周りの理解なしに行動を続けるのは大変なので、共有会を開いて進捗の報告や成果の共有を行ったり、投稿のアイデアを募集したりすることで巻き込みながら運用していくことで、周りからの理解や信頼を獲得していきましょう。


4 信頼が低下するリスクがあります

「炎上」や「たたかれる」など何か情報発信をするにあたって、リスクはつきものです。そうならないためにも投稿するアカウントの人格(ブランドや企業の価値観から外れないように)をしっかりと決めて、発信する内容の絞り込みと、発信しない内容を決めたり、「この人格はこういうことは言わない」などイメージして運用ポリシーを設定していきましょう。



まとめ

SNSでの発信は必要だとわかっていても、なかなか踏み出せないですよね。まず一歩踏み出す方は、今回まとめたメリットとデメリットを参考に、発信内容の選定やリスク回避などを行ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。


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