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メリットはデメリットであり、デメリットはメリットなの

今日は元同僚の韓国人の子とランチをした。私がチームにジョインした時は2期目で、彼女は1期生。名前はAちゃんと呼ぶことにする。Aちゃんはチームに入り立てで、何もわからない私に色々教えてくれた。韓国人好きだし、韓国文化も大好きだし、年齢も近いし、私は仲良くなりたいと思っていた。
でも、彼女はチームの全員から嫌われていた。確かに、かなり猪突猛進で、自分でなんでもやりたいタイプ。しかも、仕事に対して情熱もあるし、物事がうまく進むように自分で考えて行動ができる。
対して、他のメンバーはかなり受け身な人が多く、さらに年齢も若かった。仕事よりもプライベートを優先するし、そもそも与えられた仕事以上、何もしない。新規のプロジェクトで、全員が知識や方法論を持っていない中で、その対立は深まってしまったようで、私が入った時には、すでに彼女は孤立していた。
私の目には、Aちゃんは仕事ができるし、一生懸命ですごくいいな〜と思っていた。話は長いけど、聞いたらちゃんと教えてくれて、頼れる。責任感もある。(ちょっと、ありすぎる)でも、彼女の良さはチーム内では受け入れられていなかった。Aちゃんのアプローチの問題もあると思う。(怒り系アプローチなんだよね〜)
仕事で使うシステムの複雑さや、新プロジェクトで整備されていない環境の悪さも相まって、6ヶ月で退社してしまった。でも彼女にとってよりよいプロジェクトが見つかり、現在は別の会社の別の仕事で楽しそう。彼女が末長く受け入れられる職場であって欲しいなと思う。
多種多様な価値観の中で働いていて思うことは、長所も短所も視点によって入れ替わるということ。そこに存在する人の価値観・視点、組織の文化、プロジェクトの特性やルール、様々な要因が絡み合って一つのチームになるわけで、合う合わないがあるのは当然。そこに自分がどうアジャストしていけるのか、「ジャッジ」せずに考えられたら、みんなハッピーに働けると思うんだけどな〜まあ、若い子が多いから、難しいかもしれないけれど、私の信念は曲げず、でも、調和を大切にして、組織に貢献してきたいと思う。

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