念じるだけで放射する火炎放射器を作っちゃったこのひと
脳波でスイッチが入るおもちゃって、もう日本にもあって、ちょっと前にニコニコ超会議で販売してたんだ。necomimiってやつだったかな。頭に装着して、こめかみのあたりにセンサーをつけておく。
集中したり、考えるとセンサーが反応してネコ耳がピコピコ動くんだ。
論壇番組の生放送でこれをつけていた人が思案するとネコ耳がピコピコ動いていたので、当人が話すよりもネコ耳の方に目が行ってしまった。
NathanielFさんは考えるだけで炎を出せるガジェットを自作した。
セガトイズで2009年に発売された、マインドフレックスというおもちゃをセンサーにして、自作の火炎放射器のスイッチにつなげる。
マインドフレックスと言うおもちゃはアメリカでトイオブザイヤーにノミネートした脳波でコントロールする玩具。脳波を使って、ボールを浮かせる空気の出力をコントロールする。
空気の出方をうまく調整して、浮かせたボールをわっかにくぐらせたりするそうな。
これはスイッチになるわけで、炎が出ろと念じてつくわけではない様子。あくまで集中することで活発になった神経サインを拾ってのスイッチオンであって、炎を念じたからついたわけではない。
問題点はいろいろあって、思った以上にレスポンスが速くないらしい。コツを得れば点火スイッチのレスポンスを速くすることができるだろう。
脳の思考イメージをもっと詳細にマッピングできたなら、炎の調節もできるようになるだろうし、ただのスイッチではなくイメージパターンをAIが画像認識して、イメージ通りに動かせるガジェットも作れるだろう。
じっさい、脳波を拾って動作する義手がすでに開発されているんだけれどね。
アシュラマンみたいなマニピュレータができたら、使ってみたいな。何かとはかどりそう。
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