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【認知能力向上の可能性】フィクションの力は認知能力を向上させるぞ

フィクションを読むことが、認知能力に与える影響についての研究が行われています。最新の研究では、フィクションが言語能力、共感力、他者の視点を理解する能力など、さまざまな認知的利益をもたらす可能性が示唆されています。

メタアナリシス1:実験的アプローチ

実験的アプローチでは、フィクションを読むことが認知能力に与える影響を明らかにしました。70件の実験的研究において、5,640人の参加者がフィクションを読むグループに割り当てられ、5,532人の参加者が対照条件に置かれました。結果として、フィクションを読むことで言語能力や共感力が向上することが示され、特に共感と心の理論の分野での効果が顕著であることが明らかになりました。

メタアナリシス2:相関研究の視点

相関研究では、生涯にわたるフィクションの曝露と認知能力との関係を調査しました。114件の研究において、合計30,503人の参加者を対象に調査が行われました。その結果、フィクションへの曝露量が増えるほど、言語能力や一般的な認知能力が向上する傾向があり、特に言語能力と抽象的思考のスキルに関連があることが示されました。

結論と今後の展望

フィクションを読むことが認知能力向上につながる可能性が示されましたが、その因果関係についてはさらなる研究が必要です。縦断的アプローチを採用した研究が、個人の読書習慣と認知能力の変化の関係性をより詳細に調査し、因果関係を明らかにすることが期待されます。これにより、教育や個別の読書プラクティスが認知能力に与える影響を理解する上での貴重な知見が得られるでしょう。また、異なる年齢層や文化背景の参加者を含むさらなる研究が、フィクションの認知能力への影響をより包括的に理解するために重要です。

ChatGPTで作成


物語というのは、古代の言い伝えから存在しているわけで、生きている人間が社会でうまくやっていくために、たくさんのエピソードを残して言ったのだろうと考える。

それらのエピソードは半ば「ノンフィクション」として伝わっていただろうけれど、その言い伝えなどは自分たち現代を生きる人間にとっては、「フィクション」として受け止めているし、アニメやゲーム、漫画が世界中で嗜まれていることでもたいていの人がフィクションとしてコンテンツを消化している。

自分の考えとしては、本を読む習慣は持ってほしいと思うし、それが漫画でもいいと思っているし、読書感想文の課題図書に漫画を採用したっていいと思っている。

学生がその漫画を好きで読んでいて、月並みな感想を語るとしても、もっと掘り下げてもらうようにいざなえば、それなりのものが書けるのではないかと考える。

社会人になると、生活が変わって物語をあまり読まなくなってしまうようにもなるだろう。物語に触れるということは人の営みを知るケーススタディにもなると考える。人には漫画でも、長く続いている漫画を読むことを薦めてている。それだけ息の長いコンテンツなら、たとえ話が通じるということもあるし、生きていく中で教訓や座右の銘になるような言葉が記憶に残るだろうと思っている。


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