ロボットのさわり心地が性格の印象を変えるぞ

触覚って、結構大事だなって思う。触ったときに良いものだったとか、気持ち悪かったモノだったりで、その後の印象がやっぱり違う。

犬や猫は触ると印象が良いけれども、魚やは虫類はちょっと苦手、触ったときにひんやりしたり、ぬめっとしているとあまりよい印象にならない。
これはおそらく、本能のようなモノなんだろうか。

昔テレビのバラエティ番組で見かけたのが、箱の中に手を突っ込んで何かを当てるモノ。触った人のリアクションを見るモノなんだけれど、だいたいいい反応を示すのが、ヌルヌルしてヒンヤリしている何かだったりする。

それはヒトが恒温動物であるゆえに、仲間ではないと本能が敵判定をするのではないかなと考える。

触るとしたら、毛皮はなぜか安心する。同じ哺乳類として狩猟時代から、近しい存在と認識しているからだろうか。


大阪大学大学院医学系研究科の研究グループは金沢大学子どもの心の発達研究センターと大阪大学先導的学際研究機構共生知能システム研究センターの共同開発で、
ロボットのさわり心地はすくなくとも4種類存在しており、ヒトがロボットに触れたとき、性格の印象が変わる仕組みを初めて推定した。

「なめらかな感触は能力のある印象を低下させる」「反発力のある感触は性格の好感印象を向上させる」とのことで、

平穏で感情豊かな言語的なコミュニケーションを期待させるには、好ましい反発力を有するなめらかでないさわり心地をデザインすれば良いと判断が出来る。
まあ、ヒトの肌だね。

つい最近見つけたんだけれど、アンドロイドによる表情の再現もここまで出来るようになったか。

いずれはロボットペットや介護ロボットにさわり心地も取り入れたモデルが出るんだろうね。

風俗産業も例に漏れないだろうね、これは。


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