【新たな地上絵を発見】山形大が新しいナスカの地上絵をいっぱい見つけたぞ

太古の人類にそんな技術があったのかって、驚きの建造物やアーティファクトが存在していて、どうやってそれを実現したのかと、好奇心が混じった思案に心が動く。

日本でも江戸時代に万年時計を作り上げた天才がいたりして、当時からしたらこの才能を受け止めきれる人間はそうそういなかっただろう。おなじようによその国でも、すごい技術や方法を見つけたとして、大衆はそれを理解できなかったどころか、変人としてみていたのではないかと思う。

その能力やその想像のスケールは、大きな野心や国を統べるイメージを持った王様といった立場の人間くらいしか、理解できなったのでは。


山形大学はペルー人考古学者と共同で、南米のペルーのナスカ大地とナスカ市街地付近で新しいナスカの地上絵を168点発見したと発表した。地上絵は人間、ラクダ科動物、鳥、シャチ、ネコ科動物、蛇などが描かれていた。

これらは航空レーザー測量とドローンを活用した現地調査で、データ分析などによって発見されたもの。描かれたのは紀元前100年から紀元300年頃らしい。およそ、400年も続いていたということか。

このうちの36点の地上絵がナスカ市街地の近くにあるアハ地区で発見された、2013年と2014年にも他の地上絵が見つかって公表されたのでここは遺跡公園となっていたが、今回の発見によって、この場所には77点もの地上絵が集中していることが判明した。

2018年までに見つかった190点を加えるとこの土地には358点の地上絵が発見されたことになる。

この分だと、まだまだ見つかっていない地上絵が存在しているのでは。それと、未だにこの地上絵が作られた理由がわかっていないというのも。地上絵の描き方は概ね見当が付いているけれども、誰が誰に見せるために書いたのかって。そんな高いところから見られる人類が本当にいたんだろうか。

#日本の研究

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