アメリカ企業がケナガマンモスを再生計画を発表したぞ
ジュラシックパークを見たことがある人ならご存知であるけれど、琥珀に入った蚊の中にいる生物の血液からDNAを解析して、現代に恐竜をよみがえらせるって話。
そういうあり得そうな話から広げて、ちょっとふしぎな筋書きになっていくのがSFの面白いところ。でも、ジュラシックパークの話はもうおぼろげになってしまった。
ちなみに映画に出てくる種別の蚊は血を吸わない種なんだって。しかも、園かだけが血を吸わなかったというミスキャスト。ほかの蚊ならよかったのに。
さらにDNAを読み取れるのはせいぜい150万年と言われていて、8000万年のDNAは絶対壊れて読み取れないそうな。遺伝子の復元技術なんてものが出来たら、もしかしてとは思うけれど、そういうミッシングリンクを復元するのはちょっと無理な話よね。
アメリカのバイオサイエンス企業コロッサルが、絶滅種のケナガマンモスを新技術によって再生し、北極ツンドラに再導入する計画を発表。
ケナガマンモスは4000年前に絶滅しており、発掘されたマンモスの牙や骨、歯、毛からDNAを抽出して、配列の解析が行われている。
保存状態のよいケナガマンモスの死骸から採取された遺伝子情報をアジアゾウのゲノムに移植し、象とマンモスの交配種を作ることを目指すという。
絶滅した種を復元するというのは、いろいろと議論がなされているけれども、科学技術の発展にもつながるが、その種を復元すること自体が何か傲慢さを感じていて、一概に良いともいえない感覚がある。
うまくいけば、絶滅したニホンオオカミの復元も出来るかもと考えると、進めてほしいかなと言う気持ちがもたげてくる。これも傲慢なのかもしれないが。
狼は何かと悪者とされていた認識だったんだけれど、かつては大神ともされていて、神様とも扱われていたんだよね。どうやら、ヨーロッパあたりから渡ってきた童話がイメージを与えたのが大きかったみたいです。
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