【畑の収穫量アップ】太陽の光を赤く変換するプラスチックを開発したぞ

前にも書いたことがあるけれども、赤い光を農作物に当てると収穫量が上がるので、それを採用している農家もあるとかないとか。といっても、かなり前から研究されているので、目新しいものでも無い。

昔、赤い部屋の中にいると発狂するなんて事を聞いていたので、赤い光はアブナイのではというイメージがあったのだけれど、視神経に届けると充電が出来て、疲労回復が見込める研究があったりするので、イメージが変わりつつある。

老化が始まり出す40歳前後から、ミトコンドリアのエネルギー不足が原因で視力が衰えてくる。しかし、波長の長い赤い光を当てると司直定価が改善できたという。しかも、1回3分で最大1週間効く。

自分も回復ように赤い高原を入手したい気持ちがあるけれど、手軽に出来る良いものがないかなと思うとちょっと考えがまとまらない。

なお、赤い光が効くのは植物細胞の葉緑素が600から700ナノメートルくらいの波長の光を吸収するとのことで、この波長が赤色に当たる。発芽したら、青い光がちょうど良いとのこと。でも、青色の光源は赤色の10倍高いそうな。


オーストラリア、ニューサウスウェールズ大学の研究で光合成にとってそれほど必要ではない緑色の光を赤色に変える材料を開発した。

今までの研究により、赤色は吸収効率がよくて、緑色は悪いという。そこで、緑色の光を赤色に変換させる材料「LLEAF」を開発した。

色って、なんでそういうように見えるのかというと、波長の長さで色が変わるわけだけれど、真昼の太陽は割と白い。幅広く波長が届いてるからなんだけれど、障害物があったりすると短い波長はそこで止まって、長い波長だけが届くようになる。夕日が赤いのはそのため。

赤い光はほしいので、緑色の波長だけをなるべく遮って、赤色の波長に変換して赤色の割合を増やしてみた。

そんな材料をハウス栽培の屋根に張って、収穫量を測ってみると青梗菜は37%増、ロメインレタスは14%増、サラダ菜は27%の収穫増だった。

ただし、レタスがオレンジ色を帯びていたそうで、レタスに含まれているカロテノイドの成分が変わってしまったと考えてるとのこと。

収穫量が増えてるは農家にはうれしい技術。1平方メートル30ドルから購入できるそうな。ただ、ちょっと多めに買わないと駄目みたい。

最近は農地を貸しているところもあるし、こういうハイテクアイテムでとなりの畑より、出し抜いてみてはどうか。



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