【実現した若返り】皮膚細胞を30歳も若返りに成功したぞ

若返りの研究が実用的なものができたら、暮らしの風景がちょっと変わっていくだろうなと考えていて、クリニックに若返り外来が出来たら、30代あたりから利用者が増え出して、いわゆる年相応の見た目がうんと若返っていくだろう。

最初は医療費も高いだろうけれど、上流から下流に流れていくように、お手軽に出来るジェネリックアンチエイジングが出来るだろうし、どこぞのなんとか製薬が、そこそこ効き目のある若返り薬を売り出す。

いまでさえ、60代が高齢者扱いされていたのが過去のように思われているところもあるけれど、70代でも見た目が40代30代になる時代になるかな。実際の細胞が若返ったら、寿命は30歳くらい延びて110歳くらいいくかも。


イギリスのバブラハム研究所の研究グループは皮膚を30年巻き戻すことに成功したという。使用するプロセスは山中伸弥教授の山中因子による正常細胞を幹細胞に変える技術で、幹細胞化させたら、もういちど皮膚や筋細胞に変化させる。この部分の幹細胞化させる前に、若返った状態でとどめておく。

そんな都合の良いことが、出来てしまった。

この山中因子を使って、幹細胞火になる手前で止めてみたら、皮膚細胞の年齢が30年ほどまき戻ったという。

しかも、コラーゲンの生産能力も若返ったので多くなった。

若返った皮膚細胞を培養して作った皮膚シートで外傷を覆ってみたら、従来よりもうんと早く傷が治ってしまった。

これはアルツハイマーや老化した腎臓にも応用ができたら、健康寿命が大幅に伸びること間違いなし。

しかし、まだ研究段階なので、実用化はまだまだ遠い模様。

それでも、人類の夢がまた一歩近づいてしまった。細胞の若返りが何度でも出来るようなら、いずれは寿命を克服できる日が来るかもしれない。

もしかしたら、もうちょっと長く生きていれば、この若返りの技術に預かれるかもしれない。


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