見出し画像

パルケ創業メンバーたちが大切にしている「”普段着”感」があるミッション&バリュー

はじめに

2020年12月、株式会社スペースロケットは株式会社パルケへ社名変更し、また株主割当増資により資金調達を完了いたしました。

画像1

僕たちファウンダーはコロナ禍による緊急事態宣言の真っ只中である2020年6月19日に創業し、ミッション実現に向けたサービスコンセプトやプロダクトを模索してきました。

「いつか宇宙旅行にいきたい」

私たちファウンダーは約20年前に同じ職場で出会った仲間で、半分冗談、半分本気でそんな話をしていました。
長い間、同じ夢を見れる仲間がいることの印として社名を決めました。

いま、世界は大きな不安と混乱に包まれていますが、どんなハードな状況でも希望を失わずにチームとして協力していくという意味も込められています。

私たちは、ミッション実現に向けて一歩ずつ力強く前に進んでいくことを約束します。

2020年6月19日
株式会社スペースロケット


ファウンダー一同

新たな社名である「パルケ」は当社が2021年春、本番ローンチを予定しているB2B SaaSサービスの名前でもあり、スペイン語で公園(英語でいうPark)を意味する言葉でもあります。

創業以来、さまざまな検討を重ねてきましたが、僕たち自身が掲げたサービスコンセプトが腰を据えて取り組むに値するものであるとの確信が持てたこともあり、クローズドβローンチを行ったタイミングをもって、社名をサービス名である「パルケ」に変更することにしました。

それではサービスの根幹をなすパルケのミッション&バリューを紹介します。

Our Mission

画像4

これまでワーク(仕事)とライフ(生活)ははっきりと分かれていて、ワークのためにライフを犠牲にする人がいたり、逆の人がいたりと、どちらかといえばトレードオフの関係にありました。

ところが、2020年はリモートワーク元年と呼べるほど、オフィス以外の場所で働くことが新たな日常となり、副業やパラレルワークにチャレンジする企業や個人が急に増えるなどワークを取り巻く環境が大きく変わりました。

その結果、プライベートエリアである自宅で家事をこなしながら、テーブルでPCを開いてワークをするなど、ワークとライフは以前のような関係ではなく、両者の境目が見分けがつかないほど混じり合って共存するようになりました。
 
そして、僕たちはこの流れが止まることなく、むしろ加速してワークとライフの関係が大きく変わることを望んでいます。

その変化の行く末には、住んでいる場所、介護や子育てなどが制約にならず、性別、人種、国籍、年齢などが壁にならない社会が待っていると信じています。

僕たちは、さまざまな目的やバックグラウンドをもった人々がお互いを尊重し合いながら、生き生きと働いて、充実した人生を送る社会を作っていきます。

Our Values

画像3

Go Far with You ともに歩もう

スタートアップ経営は「Journey」(長い旅)に例えられることがよくあります。
はるか遠くにあるゴール、そこにたどり着くために乗り越えるべき困難などJourneyという語感がもたらすイメージがスタートアップ経営とよく似ているためにメタファーとして使われるのでしょう。

その困難を乗り越えていくためには、それぞれが自立したプロフェッショナルであることが求められます。

一方で、Journeyはどんなにプロフェッショナルな人間であっても、ひとりで挑むにはあまりにも長く過酷であり、僕たちはさまざまな自立した個性が融合するチームこそがゴールにたどり着くための条件であると考えています。

それと同時に、Journeyの醍醐味は「ゴールにたどり着く」ことだけでなく、むしろ「そのプロセス」自体にもあると考えており、どんなときでもチームとして楽しむマインドを大切にしています。

You are my Hero あなたは最高のヒーロー

ともに働く仲間の短所をいちいち指摘するようなつまらないことはせず、その人にしかない長所をどんどん伸ばして、持っている魅力を存分に引き出したい。

当社には誰が言い出したわけでもなく、いつの間にか自然発生的に生まれた「褒める」「感謝する」カルチャーがはっきりと存在しています。きれいごとかもしれませんが、素晴らしい成果やスキルだけでなく、ちょっとした気づかいや工夫も気づいてあげられるようなチームでありたいと願っています。

一見すると似ているようでいて、実は真逆のアプローチとして「I am your Hero」(わたしはあなたのヒーロー)があります。

誰かに指図されることなく自らチームをリードしていくような、積極的で主体的なマインドや行動を求めるような考え方で、確かに業績評価もしやすくマネジメントを容易にするかもしれません。

それでも僕たちは人それぞれのパーソナリティや立場を尊重し、お互いの仕事ぶりを認め合い、感謝の気持ちを積極的に伝える道を選びたいと思います。

それがチーム全体の関係の質を高めて、新たなアイデアの創出や更なるパフォーマンスの向上という好循環を生み出すことを信じて。

Be Fair いつでもフェアに

いまやワークライフは切れ目なく、地続きでつながっています。

自宅でリモートワークをこなしている親が上司や取引先からひどい仕打ちをされている場面を見たり、聞いたりした子供たちは何を感じて、どのような大人に育っていくでしょうか。

もちろん逆も然りです。

僕たちは、ビジネスパーソンである前に生活者であることを忘れずにフェアな人間関係を重視します。会社のなかにおける上司や部下だけでなく、すべてのお客さまや取引先とフェアな関係を構築するよう努力します。

当社は産声をあげたばかりのスタートアップですが、僕たちがさまざまな目的や背景をもった人々が協働するチームを目指す以上、近い将来、当社には多種多様な価値観をもった人たちが集まることになるでしょう。

そうした状況下においては、自分がもつ価値観は絶対的なものではなく、相対的なものであることを積極的に受け入れて、他者との違いを「学習の機会」ととらえて仲間たちのコミュニケーションを楽しんでほしいと思います。

また、万が一、社員が困るようなことがあれば、自然と助け合える会社でありたいと心から願っています。

スクリーンショット 2021-01-19 14.09.13

最後に

ミッションとバリューを作るとき、僕たちが最も意識したのは、耳ざわりのいい「よそ行きの言葉」ではなく、自分たちにとってしっくり来る「普段着のような言葉」であることです。

どんなに素晴らしいミッションやバリューを語っても、それが自分たちのことを指しているようには思えないのであれば作った意味がありません。

その点でいえば、パルケのミッションとバリューの出来栄えには満足しています。

ミッションは追い求める価値があると信じることができますし、どのバリューも僕たちファウンダーそれぞれのエピソードが情景として頭に浮かぶほどしっくり来ています

今後、ミッション、バリューともに試されるような場面がきっとあると思いますが、一緒に働くことがあれば、「まぁ、それほど嘘はついてないな」とそれなりに納得してもらえるんじゃないかと思います。

もしミッションやバリューに共感して、一緒に働いてみたいと関心を持ってくれる人がいたら、ぜひパルケまでご連絡ください


▼関連リンク
株式会社パルケ 
 ミッション&バリュー https://parque.io/about
 採用への応募 https://parque.io/inquiry   


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?