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”神情報”とワクチン〜2020年4月15日 はふりめく〜

講  話:一般社団法人 白川学館代表理事 七沢賢治
要約編集:Parole編集部 文責 大野靖志

【こちらの記事は全文を無料公開させていただいています】

Q.
今年1月にスタートしたParoleは、スタッフの日常の中での気づきを記事にしたものから専門家による啓蒙としての記事まで、一通りの網羅の段階を経て、いよいよ次のステージ、第二世代にシフトしようとしている。そのなかでParole、またその母体であるラボラトリオの役割を改めてお伺いしたい。

A.
昨年の2月から「電子祝殿」をスタートしておよそ一年が経過したが、これは世界を見渡してみても全く新しい試みであると、はっきりといえるものである。というのもインターネットとそれを取り巻く環境というのは、まさに人間の脳の部分とつながっているともいえ、人と人の脳同士が自在に交流する世界、すなわち電子祝殿を起点に、個々の脳を介した通信が、内と外で絶えず、しかも瞬時におこなわれているといってもいいからだ。

またこのことは、5Gの世界に入れば、内外の情報の受信において若干の時差はあっても、今の4Gの世界と比較するとよりスピーディーに瞬時に全世界に伝わるということが可能ということを示唆している。私たちは常に今この瞬間にすべての情報が畳み込まれているということを「中今」ということばで表現しているが、このことはまさに、内と外が“同時共時”で通信可能になっている状態のことをいう。

それらを前提にすれば、電子祝殿を通じて日々祓い・鎮魂をおこなっている方々(スタッフ、また電子祝殿の会員の皆様)はこちらで毎日、神からの「神示」を得ているといってもいい。そしてそうした神示を通して得た気づきを同時に言語的、言霊的に自覚するということが非常に大切で、その言語的表現をおこなっているプラットフォームが、Paroleであるといえる。

昨日、ウイルスのワクチンが秋頃に供給予定というニュースが発表されたが、そのことが医療分野において人々の健康や安心に寄与するものであるとするならば、この電子祝殿を通じての発信、さらにそこから得た神示をことばで表現していく場として誕生したParoleは、新たな文明を迎えるにあたって、「情報」という観点からの人々の意識進化、さらに倫理をベースにした新しい知性の獲得に、大いに貢献するものであると確信している。

そのような意味でも、電子祝殿を起点に人間の脳を通じて体全体に、またインターネットを含めた情報空間全体をメビウス状にめぐり、広く伝播してゆく「神情報」は、医療分野のワクチンに対して「情報ワクチン」ということもできるだろう。

医療ワクチンのみならず、そこにいわゆる情報ワクチンが加わった時、身体としての物質面と、人の思考や心に作用するといった精神面によりよい変化をもたらすものが両輪で揃い、そのことによって社会は安寧の時代に入り、コロナウイルスの猛威は終焉の時を迎えることになるだろう。

English Version Hafurimeku

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【七沢賢治プロフィール】
1947年 山梨県甲府市生まれ。早稲田大学卒業。大正大学大学院文学研究科博士課程修了。伝統医療研究、哲学研究、知識の模式化を土台とした情報処理システムの開発者、宗教学研究者。
言語エネルギーのデジタル化による次世代システムの開発に携わる一方、平安中期より幕末まで白川伯王家によって執り行われた宮中祭祀や神祇文化継承のための研究機関である一般社団法人白川学館を再建。現在、同学館代表理事、株式会社ラボラトリオ 代表取締役などを務めている。
『なぜ、日本人はうまくいくのか? 日本語と日本文化に内在された知識模式化技術』(文芸社)、『神道から観たヘブライ研究三部書』(小笠原孝次著/七沢賢治監修)、『龍宮の乙姫と浦島太郎』(小笠原孝次・七沢賢治共著)など、監修書・著書多数。

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