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教育の勉強をなめていてすみませんでした!

コーチングの勉強に疲れたので、ためまくっていた放送大学の心理学と教育のお勉強をちょっと真面目にやってみた。放送大学のビデオは1コマあたり45分で大学の通常のコマの半分の時間、テキストとビデオはほとんど同じことを話すし、1.5倍速なんかで見てるので学習してもたいして得るところないんだろうなと思って放置していた。

結果、ごめんなさい。コンパクトに概要を知るにはこれほどまとまっているものはないということを発見。私は文学部出身なので、心理学は専門にやっていない。けれど、心理学やらずにコーチってどうよと思ってる私レベルの学習者にはもってこいの内容だった。似たような科目を複数選択しているので基本をバシバシ叩き込まれる。

で、思った。「お前、こんな基本を知らずによく長年教師やってたな!」と。大学で教えるためには教職はいらない。私の周りも教員免許なぞもっている教員はほとんどいない。特に大学での第二外国語教育の講師なんて、ちゃんと教育を学んだ人が少ないので、教科書作成もどちらかというと感覚と経験が優先。授業の組み立てもそう。自分で言うのも何だけど、私は教師としては人気のある方で、比較的新しい教え方もしているし、授業内容にはまあまあ自信がある方であるが、本当にすみません!と思った。

とはいっても大切な箇所は感覚でやっているのと理論がちゃんとあっているので大きく問題があるわけではないし、今後大きく授業が変わるわけでもない。だけど、「お前本当に体感理論だけでよくもまあここまでやってきたな!」という反省と、「お前の体感理論本当にすごいな!」という感心でドキドキ。感覚理論で導き出したことがすべて言語化されているという驚愕。ある程度経験してからの学びってスイスイ入るので、学び→経験よりも実はいいのかも。それにしても、経験→学びへの移行期間長すぎでした。反省。みなさん、自分がかつて学んだ分野の学び直し結構いいかも。これ、文学でやったら本当に頭クラクラになるかもな……。

コロナ、勉強時間を与えてくれてありがとう。

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