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自分を作っていくこと

久々の更新です。今回は「自分を作っていくこと」について深めていこうと思います。

先日熊本県にある三角エコヴィレッジサイハテ村にお邪魔しました。友人の誘いで面白い宿、村があるということで一泊しに行きました。

行く前の印象としてはHPを見る限り、「不思議なカルチャーの村なんだな」という感じで、ちょっと一人で行くのは怖いのが正直でしたが、友人と一緒ならと行くことに決めました。サイハテ村に関してはまた詳しく書くことにしますが、今回書くのはその日の夜のことです。

ただ楽しんで生きる大人たち

その日はちょうど村の人や交流がある人が集まってパーティーをする日だったようで、参加してみることにしました。

村の中心にはラボという色々なイベントをするスペースがあって、その日の夜はBARとしてオープンしていました。衝撃だったのは、家族連れなのに子供は子供でグループを作って勝手に遊んでいて、大人は大人でカラオケや音楽に合わせて楽しく踊っていたことです。

僕が知っている一般的な家庭ではありえない光景がそこには広がっていました。たまに子供も大人にまじって好き勝手踊って参加したり、マイクを奪って歌ったりする始末で、大学生二人は唖然としていました。

好き勝手生きていいんだ

ここから学んだことは、「あ、ここまで好き勝手楽しんでいいんだ!」ということです。日本の一般的な雰囲気として、「失敗したらいけない」「下手なのにやるな」、「いい年して恥ずかしい」、「人に迷惑かけるな」という暗黙の了解があると思います。もちろんそれが上手くいっていた時期もあると思いますが、少なくとも今の時代においてはそれはマイナスに働く側面が強いんじゃないかと思います。

サイハテ村にいる大人たちは、ただ「楽しむ」っていうことが根底にあって生きているように感じました。

私たちは、日々たくさんの選択をして生きていますが、言い訳で結局安全に
見える選択をする傾向にあると思います。しかし、一つ一つ直感的に「楽しい!」って思えること、どんなに小さいことでもいいから選び続けることが悩まないことにもつながって、「自分を作っていくのではないか」と思います。

その結果失敗したとしても、自分が選んで好きで失敗したことには「経験」が残ります。ただのわがままでなく、「選択」に責任が持てればそれでいいのかなと思います。

私自身、高校生まで自分の好きなことよりも他人の評価、他人に好かれようとする傾向がありました。大学に入り、いろんな生き方をしている人と会うことで、少しずつ直感を信じていいんだなと考えるようになれました。

大学3年という一般的に考えると就活が始まっていく時期にもう一度自分の直感を信じて生きることを再確認させてくれたサイハテ村に感謝です。


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