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新社会人の初々しさ

4月1日。
エイプリールフールって今もやってるのでしょうか?あれって平成で打ち止めになったんだっけ?僕には誰にも嘘をつかなかったし、嘘をつかれることもなかった。もしくは周囲の人がネタバラシしていないだけで嘘を付かれていたかも知れませんね。愛想笑いも嘘にカウントするならついてしまったかも。

そんなことよりも4月1日は初出勤の日でもある。
僕自身は新入社員ではないので“初々しさ“は遥か昔に消え去っていた。
数年前の20代まではあったかな。それすら自信がないな。

そんな、今朝の山手線は3月31日とは少し違った。
まだスーツが体に馴染んでいない新卒の人たちが出勤時間をどこかで待ち合わせしたのか、集団で乗り込んできた。何やらみんながみんな不安と期待に満ち溢れていることがビシビシ伝わってきた。山手線で会社が近づいているのか、どうやら不安の方が大きそうに思える。その不安こそが“初々しさ“の最大の要素なんだろうなと感じた。

そんな人たちを見ていると、僕の中の“初々しさ“が蘇ってきていた。僕は果たしてこの新卒のみんなよりも社会人の先輩として立派なのか?立派ってなんだろう?そもそも長く生きていることで長けていると考える方が間違ってはいないか?そう考えていると不安が過った。この不安を打ち消すためにも自分も頑張らないとな。そんな不安を打ち消そうとするとき、“初々しさ“なのかもしれない。

ありがとう。気づかせてくれた今日、僕と同じ山手線の車両に乗っていた新卒の皆さん。新生活を心から応援してます。

これは嘘なんかじゃない。

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