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【 最終回 】 クローゼットトーク #04 「Super Universal」 by SaBo

ごきげんよう、サボです。
連載『Closet Talk』最終話になりますので、個展を振り返りつつ締め括れればなと思います。

先日、個展 ”Super Universal” が終了しました。
改めまして、お越しくださったみなさま、作品やグッズをご購入くださったみなさま、イベントにご参加くださったみなさま、ありがとうございました!

そしてお力添えくださった PARK GALLERY のみなさん。特に PARK GALLERY 店長のいのうえさんには個展開催前から事前のやり取りなどでたくさんお世話になりました。ありがとうございます!オレンジヘアがとても最高でした。キュートなスタッフのゆりちゃんもめちゃくちゃフレンドリーに優しく接してくれたし、ディレクターの加藤さんも会期中にたまたまお祭りで着ていた法被がめっちゃお似合いで、勝手に無口な方なのかなと思っていたら「原画」についての悩みを丁寧に聞いてくださったし、2階で同期間に個展を開催していた Taco さんの原画を観て「描く」ことの純粋な楽しさを思い出しました。もちろん人柄も素敵な方で。スタッフのめぐみさんにお会いすることができなかったのが残念でしたが … (お会いしたことがないのでインスタのアイコン描かせていただきました)。

みなさんのおかげで東京初個展が心穏やかでとても楽しい思い出になりました。ありがとうございました!!

展示をさせていただくと、その時々で毎回気づきや学びがあるのですが、今回の個展では自分の創作物をいつも以上に客観的に見ることができました。

個展というのはお客さんに自分の作ったものを観てもらう機会でもありますが、同時に自分が自分をいつも以上に客観視する機会なんだなあとも改めて感じました。冷静に客観視してみると、正解は一つではないのに、視野が狭かったなぁと反省するところがありました。

日常生活での自分のマインドって、意識せずとも、良くも悪くも表現に現れるとやっぱり思いました。コントロールできる部分もあるかもしれませんが、自分というものは全て作品に反映されるので、背伸びしてると、かえってカッコ悪いものが映し出されるなと改めて気づきました(なるべく等身大の自分で、素直に純粋に手を動かしていくのが自分に合ってるのかな)。

なので、作風やモチーフなど、これから徐々に徐々に変わっていくものがあるかもしれませんが、芯は変わらないので暖かく見守っていただけたら嬉しいです。今更 !? と思われるかもしれませんし、深い話ではなかったかもしれませんが、貴重な機会を経て一番に思ったことを素直に書かせていただきました。そして「好き」という気持ちは制作する上で最強の原動力になると思うし、それこそ作品をより良いものにしてくれると信じているので、自分が好きなものが収納されたクローゼットの中はいつもなるべく整理整頓していたいと思います。

『Closet Talk』読んでくださりありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします!

ー SaBo


SaBo(サボ)
兵庫県出身。神戸を拠点にイラストレーター・アーティストとして書籍や宣伝広告などで活動中。キャラクターイラストレーション・キャラクターデザインを中心に、全てのカテゴライズを超えたユニバーサルでワクワクする世界を表現する。
https://www.instagram.com/saboooo1995
https://twitter.com/SakiSaito4

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