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わたしは、喫茶店で働きたいのではなく、喫茶店でぼんやりしたかったんだ #20

長年知りたくて、たどり着けなかった答え。noteをはじめたおかげで、あっさりとたどり着いてしまった。

合計8年ほど続けた支援員という仕事を手放し退職したあと、『さぁ、これからは自分に正直にやりたいことをやろう、好きなことを仕事にしよう。』そう思って大好きな喫茶店で働き始めたけれど、1ヶ月で辞めてしまう。

はてさて、結局、スキを仕事にするとはどういうことなのか?下の記事に、わたしがずっとずっと知りたかった答えが書いてあった。

記事の中に、(あ!これは!)と思う部分があったのでまとめてみる。

"カフェで正社員として働いたけれど、自分は”カフェで珈琲を飲むこと”が好きだった。" 

 "本が好きなので書店で働いたけれど、本のお会計や在庫を並べることが好きなのではなく、”本を読むこと”が好きだった。"            

まったく同じだ。その通りだ。本屋さんもカフェも大好きだけれど、働く場所としてはなんだか違う。やってみないと分からないから、とりあえず飛び込んではみたものの、なんだか傷を負うだけで、これから先の働き方や仕事さがしの方向性に完全に迷子になっていた。


そうかわたしは、喫茶店で珈琲を飲みながら、ぼんやりするのがスキなんだ。大好きな場所でせかせかと、動きたくなんてなかったんだ。


仕事というのは、突き詰めれば作業ーーー。

このフレーズにも、感銘を受けた。今なら、なにか掴めそうな気がして、筆者の方と同じように自分がスキな作業の中で、人に役に立てるものを探してみることにした。


好きな作業① 書くことと、タイピング作業

書くことが、好きだ。好きかどうか自信がなかったのだけど、こうして毎日noteを更新してもさほど苦ではないし、むしろ書かないとむしゃくしゃする。

それから、タイピング。

キーボードを、タタタタタタタタターン!!!

と打つ時の快感が、たまらない。アドレナリンが大放出。


電話応対は難しいけれど、メール対応がメインの仕事だったらどうだろう。相手が何を考え、求めているのか?どんな文章だったら、心に響くのか?考えながらする作業。文章を書いて、読者の方に感想をもらうことが1番生きがいを感じる。そういえば保育の仕事でも、連絡帳を書くのが好きだった。

直接感謝の気持ちを伝えられても、緊張してしまうし、情報が多くて頭に入ってこない。文章や手紙はカタチとして残る。何度も読み返せて何度でも味わえるから、好きだ。


クレームも、直接だと耐えられないけれど、メールだと間に盾があるから、落ち着いて対応できる気がする。(ただ、わたしは自分の考えたことを発信、文章で表現するのがスキなのであって、書きたくもないことを書くことには抵抗がある。これもやってみないと分からない…)

好きな作業② 間違いを発見し、修正する作業

わたしは、今やっている校正の仕事が天職だと思っています。この仕事しかできないと思っています。

先日、HSP交流会でお会いした方の言葉を思い出した。そう言い切った彼女がとても格好よく見えた。それと同時に、校正の仕事、イイ…!!と思った。


”地味にスゴイ!校閲ガール”というドラマで、主人公の石原さとみさんは「こんなに薄暗いところで地味な作業をしたくない!」と言っていたけれど、薄暗くて少人数で、ひたすら誤字脱字をチェックする…なんとうらやましい職種なんだ、都会にはこんな素敵な仕事もあるのか…とよだれを垂らして食い入るように見ていたことを思い出す。校正、という仕事が新潟にもあるなんて、正直驚いた。求人検索しても出てこないけれど、少しでもやってみたい仕事のひとつとして、アンテナを貼っておこう。

おわりに

noteをはじめたことで、知りたかった答えのヒントや、なんだか似たような感性の人と出会える確率がグッと増えた。こんな素敵な世界に連れてきてくれた読者の方々に感謝したい。わたしは、これからも自分にとっての心地よい働き方を、研究し続けていく。恐る恐るだけど、色んなことをやっていきながら、自分にとっての幸せを考え続けていく。やってみて、自分の心が違う!と言ったり、停滞していると感じたら、移動する。


今まで、わたしは一体何をテーマに文章を書いているのだろう?とよく分からなかったのだけど、人生・生き方・働き方を書いているのだと気が付いた。めちゃくちゃ大きなテーマだけれど、幸せで心地よい生き方を研究テーマにして書き続けたい。

大好きな喫茶店についてだって、メニューや味のレビューだけでなく、そこで働いているマスターがどんな人生を歩んで、どんな想いでこの店を開いたのか?そういうことに興味がある。

本屋さんに行き、真っ先にエッセイコーナーに向かうのも、色んな人の生き方、考え方に触れたいから。小説も読むけれど、やっぱり惹かれるのは、人生をテーマにしたものが多い。


読者の皆様には、ぜひこの壮大な研究経過を見守ってもらい、「あぁ、それわたしも知りたかったことです!」と感じ、前にすすむ一歩となったり、「同じ悩みを抱えているのは自分だけじゃないんだ…」とホッとしてもらえたら、こんなに嬉しいことはない。

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