ぱりかん旅24 〜中国 北京編〜
こちらのnoteの続きです。
▼独りきりの北京旅
日本に帰るはずだった飛行機がなくなり、急遽中国北京で1泊することになりました。疲労でクタクタだったので自分のツイてなさをちょっと恨みました。
入国審査して、
現地のお金「元」に替えて、
バスでホテルに向かいます。
「疲れたぁぁぁーー」
10日間動き回って、昨日も飛行機でもろくに寝てないので、この際一日中寝ようかなと思いました。でも、それは内なる私が許しませんでした。
内なるぱりかん「せっかくの北京、楽しめよ!!」
衝動に突き動かされるまま、ベッドからゆっくり起き上がり、ノコノコとホテルのレストランに行きました。
食事が終わり、
近くのカフェでも行こうかなとホテル周辺をブラブラしてるとき、突然声をかけられました。
ヨーロッパ男性「1人だろ、一緒に観光しないかい?」
見ると、近くには日本女性がいます。彼らも私と同じく日本に帰れなかった夫婦でした。1人で暇そうにしている私に気遣って声をかけてくれたのです。
…ラッキーだと思いました笑
(少なくとも誰かと行動すれば面白そうだ!)
勢いで快諾し、夫婦と私の3人で北京を観光することになりました。
▼異国の地でガイドする
夫婦は北京に来るのは初めてでした。私は3ヶ月前に訪れたばかりです。話しているうちに、私が北京の観光地をガイドすることになりました。
異国の地でガイドする…ワクワクしました笑
早速タクシーで市内に向かいます。自分が初めて北京に来て面白かった景色を見てもらおうと思い、王道ルートを案内しました。
天安門広場
景山公園
夜ご飯はご馳走になりました。
▼やっぱり事件は起こる
ホテルまで戻り、タクシーの運ちゃんにお金を払おうとすると…
「No! this money」
運転手さんは頑なにお金を受け取ろうとしません。
なぜ受け取らないんだと強めに主張します。それでも受け取ろうとしません。仕方なしにホテルのオーナーに仲介に入ってもらいました。
理由を聞くと、私のお金が偽札だったのです。
え、そんなはずない、これは空港で替えてもらったはず。ホテルでお札の鑑定が始まります。
よーく見ると確かに変な気がする…。
結論、空港で騙されて偽札をつかまされていたのです。
「北京のお金は信用ならない」と学びました。
▼与えるからもらえる
短い旅をした夫婦に別れを告げると
夫「待ってくれ、御礼をさせてくれ」
そう言って私にお札が入った小包をくれました。
それはまさに、ソウルでおばあちゃんを助けた時と一緒でした。人に喜んでもらおうと行動した結果、人からお金という形で感謝される。金額の大小ではなく、その気持ちが嬉しかった。
「人から何かをもらおうとするんじゃなくて、まず与えることが大事なのかもしれない」
ケチだった私が人のためにお金を使うようになりました。
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