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岸田奈美さんに教わるnoteの書き方講座

noteフェス2日目、予想外のところに響いてしまった・・・。

中間振り返りセッションでの岸田奈美さんの言葉です。

令和にnoteで一番成功した作家である岸田さん直々に「noteの書き方」をご教示いただきました。それが非常に為になる内容でしたので、自分の備忘として、そしてnoteを書かれる方々に向けて書いていこうと思います。

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①ライブ感のあるnote

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バラエティ番組で芸人さんがプレゼンするイメージのnote。ライブ感を感じながら読み進めることができる。



②レポートや感想のnote

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目の前でどういうことが起こり、自分がどう感じたかを書けば良いと思いがち。良い感想は下調べが5割である。どういう人達がどういうスタンスで話しにきているか、それを自分はどういう立場でどういうものを期待して聞くのか、この下調べがないと良い感想は書けない。インタビューと同じ。


③文字起こしnote

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文字起こし。主観ではなく、事実として何を言っていたかを書き留めること。大事な部分を太字にするなどの気配りも素晴らしい。イベントが終わった後に何があったかを知りたい人にとって一番役立つのがこういう文字起こし。


④ただのメモnote

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簡単なキャプチャとただのメモ。でも、これがかなり難しい。2分ぐらいで読めてしまうので、サラッと振り返られるので非常に助かる。


⑤登壇者自身の振り返りnote

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プロのクリエイターが手間を惜しまずにファンに文章を届ける。誰かから依頼されるのではなく、クリエイター自身から発信する。クリエイターとしてあるべき姿。


⑥良い感想の書き方note

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・感想を書くことが大事な理由

自分からギブをしないと、相手からギブは返ってこない。良いものに良い言う、感想を伝えるというのは最高のギブである。

良い感想は著者の方に届くし、著者に直接届かなくても良い読者の方には必ず届く。岸田奈美さんは村上春樹さんの読書感想文を書いた結果、村上春樹さんのサインが届いた。

・感想を書く方法2つ

①下調べが5割。5分でも良いので事前に調べる。
②自分の立ち位置を明確にしておく(どういう立場から自分は思っているのか?)

この2つを行なっておくことで、話を聞いた時に感動(感情)が生まれる

・感情を説明する方法

人間は感情を表す言葉をあまり持っていない。
「悲しい」「嬉しい」という感情が出てきてもそれを上手く説明することができない。だから感情を書くには練習が必要である。

具体的には、「プルチックの輪」が役に立つ。

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・世の中の感情は全て名前をつけることができる。
・基本的な感情は4種類ある。
・同じ色はその感情の強弱を表す。「嫌だな」と思ったことも「強い嫌悪」なのか、「うんざり」なのかで全然異なっている。「悲しい」も「悲嘆」なのか、「哀愁」で全然異なる。
・複合的要素もある。「うんざり」と「哀愁」が合体すると、「後悔」になる。
・ポジティブな気持ち「良かった」についても「期待」か「信頼」か「喜び」かを使い分けることが中々できない。
・自分の感情を見つめることで感想の質が高くなる。


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「人間は感情を抑える練習ばかりしている。だから感情をぶちまけると言われても、すぐに出すことはできない。」

最後のこの言葉が胸に刺さりました。本当にそうかもしれないな。毎日noteに投稿し続けることで、少しずつでも自分の色とりどりの感情を表現できるようになれれば良いなと思います。

あ、「プルチックの輪」をスマホのロック画面に登録しとくか〜!

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