How to go to OWARAI LIVE?


「お笑い見に行きたいけどどうやって行けばいいかわからない。」
「チケットとか難しそう」
「仕事の時間があれだから行けなくなったら悪いし・・・」

集客の個人ライン攻撃をしていると、こういう優しい意見をお持ちの方がたまにいる。本当にありがたい。尾身くんよりお笑いに意欲的だ。

なので今日は
【お笑いライブに行く流れ】
をまるっと紹介する。

いや、うがった目で見るならば「どうやって行けばいいかわからない」とラインの返事でしてくる人は、それを聞いたり探したりするのが面倒な人なわけで、このnoteを開くのもきっと面倒だから、実は全く意味がない投稿なのだ。情報化社会になる一方で横着人間の増加が激しいんだから嫌になる。


では、お笑いライブを見に行って楽しむ流れを説明するぞ!


【お笑いライブに行ってみよう!】

▶ステップ① ライブを見つける
・芸人のTwitter、Instagram等で行ってみたいライブを見つける。
・探すのが面倒であれば本人に直接連絡してみる。

▶ステップ② チケットをとる
・出演者に連絡するか、ネットでとる。
・チケットにはいくつか種類がある。「置きチケ」「手渡し」「ネット購入(チゲット、E-プラスなど)。ライブによって異なるのでライブの情報源や出演者に確認するのがよい。
・「置きチケ」「取り置き」⇒出演者、スタッフ、HP、Twitterに連絡。
・「ネット購入」⇒HPやTwitterにURLがあるのでそこからとる。
・いづれにしても指定席でないものがほとんどで、その場合は入場した順に前から詰めて座るよう案内される。人気すぎるライブだとチケットはとれていても立ち見ということが起こりうるので出演者に確認しておくのがよい。

・「置きチケ」・・・来る予定の人の分を取っておくチケット、なので「取り置き」「置きチケ」。完結にいうと席の予約である。大体の場合が当日受付で支払いをする形で、置きチケをしていた人は前売り値段になり、誰にも連絡せず来た人が当日値段になる。予約の方法は出演する芸人かスタッフ、もしくはライブのツイッター等にDM、リプ、LINE、メールなどとにかく連絡をし行きたいと伝えるだけ。おそらく「何人できますか?」と聞かれるので代表者氏名と一緒に行く人数を「つるで三枚(三人)お願いします」と伝えれば予約は完了。打ち上げの予約となんら変わりない。当日は受付にて取り置きしている代表者氏名と人数、加えて取り置きをお願いした相手の名前を伝えればお金を払って入場できる(例「ハナコさんで三枚取り置きしているつるです。」)。人数の変動がある場合は当日の開演までには連絡しよう。増えるのも減るのも歓迎だ。
・「手渡し(手売り)」・・・芸人から対面して直接購入する場合がこれ。単独チケットなどは手売りしていることが多く、その場でお金を払い、チケットをもらい、当日はそのチケットを持っていくだけという形式。
・「ネット購入」・・・最近は増えてきているのがこれ。いわゆるローソンチケットや楽天チケットとやることはなんら変わりなく、サイトへ飛んで情報を入力し購入して、ものによっては発券してから来る形式。大体の場合はHPやTwitterにURLの記載があるが、わからない場合は出演者や知り合いに聞くのが吉。


▶ステップ③ 当日ライブ会場へ行く!
・開演時間に間に合うようにいくのがベスト。
・途中入退場可。
・お目当ての順番が気になる場合は当日出演者に聞いてみよう。
・行けなくなった場合は連絡をいれよう。キャンセル代はかからない。
・普通はお釣りの用意があるのでお金の心配は無用。
・差し入れはどちらでも。
・場所はあらかじめ調べておく。
・おすすめはライブ開演10分前。少し席は後ろの方になるが、前すぎるよりは初心者向けの位置に座れる。

・開場時間⇒ライブ会場が開く時間。開場時間に行くと指定席でない場合は一番前に並ぶことになる。また、その時点で列をなしている場合もあるが、取り置きさえできていれば座れなくなるということはほとんどないので焦る必要はない。
・開演時間⇒ライブがはじまる時間。あくまでOP映像、MCがはじまる時間であってネタが始まるのは10分、15分後が多い。
・お笑いの劇場は事務所所有のもの以外は妙なところに多く、地下や二階、入口がわかりづらいものもあるので会場の名前は抑えておくとよい。
・差し入れはいただける場合もあるが、出演者全体でなく個人宛が多い。コンビであれば二人分あげると優しい。よくいただくのはお菓子(洋菓子数個だったり、チョコだったり、アルフォートだったり)、エナジードリンク系です。意外と持って帰っておかずにできるものとかでも喜ばれると思うので洒落込みたい方はおすすめ。食べ物以外にもいただくことあります。なんでも嬉しいはず。
・出演者と話せる時間は大体ライブ後に5分ない程度。ライブ前に連絡ができ、手があいていれば話せることもある。前に話せる場合はしっかり喋れるので用事があったりライブ前に渡したいものがある時は連絡してみてもよい。


▶ステップ④ ライブ本番
・携帯の電源を切る。
・移動は明るいうちに。
・拍手は積極的に。
・飲食はMCに従って。
・投票はルールを守って。
・座席は大体パイプ椅子なので窮屈を忘れられる体勢を作るのがポイント。
・変な笑い声や、大声を出す人、騒ぎすぎる人がお客さんにいる場合は大アタリの日なのでその人を楽しむ。


▶ステップ⑤ ライブ終了
・アンケート等を提出して会場を出る。
・忘れ物ない用に。
・急いで会場を出る必要はない。
・「写真撮ってください!」は迷わず言おう。みんなうれしいぞ。
・ただ、お笑いの会場は出入り口が狭いため一人がしゃべって立ち止まると後ろが詰まってしまう。人が通れるように譲り合おう。
・会場付近はたむろできないため、知り合いはお見送りに来るが長話はしない。絶対。絶対。
・ほくほくしながら帰る。



以上!これでお笑いライブへの行き方と楽しみ方はわかったはずだ!とにかくわからないことは聞いてみる。新卒の人ならその精神を知ってるはずだ。


ただ、頭でわかっても体が、心が言うことを聞かないんだと脅えうずくまる勇者がいるかもしれない。
そこで次はお笑いライブに行くことを阻む壁について回答するぞ!


▶つまずきがちな壁
・「急に連絡して変に思われないかなぁ・・・。」「あんまり話したことないけどいきなり連絡するのなぁ・・・。」

⇒思いません!芸人さんでライブについて連絡をもらうことを嫌がる人はほとんどいません。むしろ異常な程に喜びます。ミーハーや、違う目当てがいても結構です。小学校以来の突然連絡も喜びます。え、そんな感じじゃなかったじゃん昔、とか思いません。いやらしい話、特に若手はノルマがあるため「1ライブにつき一人〇枚売らないと自分で不足分をだすことになる」なんて話はざらで、できるだけ避けたいのです。ノルマがなくても来てくれた人の分だけ自分に入ってくるという意味では大事な収入源にもなります。また、モチベーション的にも友人が来るというだけで気合が入ります。距離感や関係性は気にせず、レストランやホテルを予約する要領でスパッと連絡してみましょう!


・「お笑いライブってあんま詳しくないから楽しみ方わからないかもな・・・」

⇒みんなわかりません!お笑いライブは初めての方が必ずいます。もちろん毎回来ていて愛の凝固体みたいな方もいらっしゃいますが、内輪などはありませんので気軽にお越し頂けます!楽しみ方は座ってみるだけ。始まってしまえば映画と同じで客席は暗くなります、周りは気にならないでしょう。


・「知らない芸人ばっかだしなぁ・・・。」

⇒本当にすみません!ただ、知ってる芸人さんばっかになったらもうチケットは争奪戦です。特に最近は若い世代がポッとテレビに出てドカンと売れてしまうことが多々ありますので見ておいて損はありません。もし実際行ってみて知らない芸人がつまらない人ばっかりだったら、そういうエピソードとして後日使ってください!すみません!


・「仕事終わる時間延びたら途中からしか見れないな・・・。」

⇒途中入場可能です!特に厳密な大会などでなければ途中から入って座って見られるのがお笑いライブです(激混みのやつは立ち見になってしまいますが)。また「順番に間に合うかわからないからなぁ・・・。」という時はあらかじめ連絡を入れてくれれば、大体開演の2時間前には順番をお伝えできるはずですので参考にしてください。また、当日急遽来れないとなっても怒ったりはしませんので無感情で断っていただいて結構です。


・「芸人さん知ってる友達いないから一人だなぁ・・・。」

⇒一人の方、います!周りの目が気になる方は心臓のトレーニングだと思ってください。最悪始まってしまえば暗くてわからないので逃げ場のスマホだけ持ってくれば大丈夫です。ちなみに開場から開演まではほぼほぼ何も起こらないので、やることがない方は(すっごい混むことが予測されない場合は)開演の10分前くらいに来て、トイレやパンフレットを見るなどして落ち着くのがおすすめです。万が一お笑いに詳しくない友達しか予定が空いていなくても、生のお笑いは思ってるよりおもしろいので自信をもって拉致してきてください。芸人側も知らない方がはまってくれるとより多くのファン獲得につながり助かります!


・「いっぱい多くてどれに行っていいかわからないなぁ・・・」

⇒聞いてください!おすすめのライブ、もしくは来てほしいライブを紹介します。土日でなにか、知ってる人がいるやつ、など、検索エンジンだと思って条件をつけていただいて構いません。中には企画だけのライブや短いネタだけのライブ、コンビ片方しか出演しないものもあるので、むしろ聞いてもらった方がベストなライブに巡り合えます!


さぁ、これでどうだ。
他にもこういうネックがあるって方いたら連絡くれたらAをだすのでください。


では最後にお笑いに来るとこんなにいいよってとこ、説明するぞ!



【お笑いライブに行くことをポジティブにとらえる】
▶珍しい
「お笑いライブに行ったんだ」って話、身近であんまり聞かなくないですか?経験として豊かだと思いますし、馬鹿ですけどインスタ的にも興味ひける話題だと思います。

▶安い
友達と飲みに行く値段の相場が一人2000円だとして、若手芸人のライブだったらそれくらいで見に行けちゃいます。1000円ぐらいのものが多く、交通費含めてもまだちょっと安いんです。

▶テレビがおもしろくなる
若手のレベルや生のお笑いを見ることで、テレビに出てる芸人のすごさや苦労が実感できます。この人はワタナベのライブにいたな、ライブよりおもしろいな、雰囲気が吉本だな、とか。テレビでは流行りものばっかりやってるけどライブでは苦労してるんだなとか。単純に「あ、こないだ見た人だ!」ていう親近感でテレビを楽しめることもあります。

▶優しい人に聞こえる
「友達のお笑いライブ見てきた」って、優しいですよね。夢を追いかけてる友達いるんだって気持ちになるし、そいつを応援してきたんだって感心も生まれるし。つまんなくてもおもしろくてもネタになるし。

▶生のお笑いの良さ
テレビで見るより生で見る方が笑えます。そういうもんです。とりわけ、友人や同年代の人が活躍しているとそのパワーを感じられると思います。活力。

▶鼻が高い
みんなが知らないお笑い芸人を知っているという優越感を味わえます。また、目星をつけて色んな若手の名前を言いふらしておけばいざ売れた時に「ね?」と言えます。

▶本気だせばつながれる
芸人はネットワークが狭く、広がりに飢えているので売れる前であれば最悪つながることができます。これは良い点であり悪い点ですが、ポジティブにいうと芸能人と知り合いになれるっていいですよね。


さぁ、こんな感じでいかがだ!ちょっとはお笑いライブに来たくなったんじゃないか!
いやみっちり詰め込めパングパングなのですっかり文字数もレポートの量になっちゃったけどまぁいいや。いつだって想いの強いやつが世界を救うし最後に勝つんだ。想いの強いやつがこの長い文章を読み切ってくれるし、ライブにも来てくれるんだ。

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