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幻の牡蠣、渡利牡蠣

私が住んでいる尾鷲市の隣の紀北町には海山という地区があります。
名前の通り、海と山に囲まれた地域で、海の方では牡蠣とあおさの生産が今最盛期を迎えています。

先日、その牡蠣の食べ放題に行ってまいりました。

牡蠣のブランド名は『渡利牡蠣』と言って、「幻の牡蠣」と言われています。
何が幻かって?美味しいけれども生産量が少なくて、地元消費でほぼ無くなってしまうので、他で食べられることができないので幻の牡蠣というそうです。

この渡利牡蠣、白石湖という湖で生産されてます。
牡蠣は多少塩分がないと生きてはいけないそうなのですが、その濃度で臭みが出ます。この白石湖は船津川と言う川と海の境目にある湖で、海水と淡水が絶妙なバランスで入り混じる場所で育っています。普通の牡蠣が育つ場所より塩分が薄いのですね。
そのため、プランクトンなどを採取するのに、牡蠣たちが栄養を摂るのにすごく頑張らないといけないそうで、とても綺麗な水を豊富かつ一生懸命採取して育った牡蠣は、癖がなくまろやかな牡蠣に育つとのこと。

他の場所で育つ牡蠣もたくさん食べてきましたが、ここの牡蠣が一番癖もなくまろやかでして、個人的には一番食べやすいと感じています。
牡蠣が苦手な人でも大丈夫だと、太鼓判押します。

牡蠣を販売しているお店は近隣にたくさんありますが、食べ放題をしている牡蠣小屋は、白石湖には1軒しかないようです。

大人気のため予約取りにくいですが、その分の価値は絶対あります!


焼き牡蠣がどんどん運ばれてきて、牡蠣の佃煮・牡蠣ご飯・牡蠣汁・カキフライが完成したらどんどん運ばれてきます。
これだけたらふく食べて2750円!!(税込)
癖がないため、どんどんお腹に入っていきます。
牡蠣が大好物な長女もご満悦。

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また、食べ放題していない近隣の牡蠣屋さんでも、先日1kg3500円で剥き牡蠣を購入することができました。

1kgってピンとこないかもしれませんが、生牡蠣・牡蠣のバター焼き・牡蠣鍋・カキフライを4人で食べられる量です。
すごい!

地元では牡蠣寿司も有名ですね。
ケンミンショーに取り上げられたこともあります。

こんな美味しくて安い食材が手に入れられるなんて、なんて幸せなのだろう。
田舎に住んでる人間の特権ですね。

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