フォローしませんか?
シェア
ぶつりや種市
2022年7月22日 01:41
19世紀のヨーロッパ、大多数の人がキリスト教徒だった時代にあって哲学者ニーチェはずばり「反キリスト者」というタイトルの本を出版しました。 さすがにこれは批判が大きかったようです。今で言えば、「大炎上」という奴でしょうか。 しかしニーチェが批判したのは、聖書の中身でもキリストさん本人でもありません。彼が批判の対象としたのは、当時の教会を支配していた聖職者や神学者の流布するタテマエの倫
2022年7月10日 02:48
ミルの支配構造論19世紀のイギリスの哲学者で経済学者のジョン・スチュアート・ミル、はその著書「自由論」の中で、「昔の為政者はしばしば暴力的でもあり得る支配者で、その支配の根拠と継承は征服や血統、世襲に由来した」とし、支配者の権力が絶大である一方でその権威に被支配者の意思が直接かかわることはなかった、と指摘します。やがて支配者の権力に被支配者が制限を付けるシステムが確立するようになったの