【生徒更新】ロジカル・シンキング 論理的な思考と構成のスキル
パラリアで受験勉強している浪人生です。毎日ブログで自分のことを振り返ります。
なぜブログを始めたかは下記の記事に書いてあります。ぜひご覧ください。
振り返りについては下記の記事で書いています。こちらも読んでもらえると嬉しいです。
下記の記事は昨日書いたものです。
今回は15回目の読書回です。前回の読書回は下記の記事です。
今回の本は
照屋華子さん 岡田恵子さん 著作
「ロジカル・シンキング 論理的な思考と構成のスキル」です。
内容
ロジカル・コミュニケーションは技術として習得することが出来ます。この本では実践的なその技術を学ぶことが出来ます。
ロジカルコミュニケーションを実践するにあたって、考えるべきことが3つあります。
①課題(テーマ)を確認
②相手に期待する反応を確認
③課題(テーマ)に対する答え
これらを念頭において、論理的な構想を作っていきます。
また論理的な構想を作る上でさらに必要なことが3つあります。
①So What? (結局どういうことなのか)で主張を固める。
②Why So?(なぜそういうことが言えるのか)で根拠を固める。
③MECE(ある事柄や概念を、重なりなく、しかも全体として漏れのない部分の集まりで捉えること。)で根拠の要素を組み立てる。
これらを並列型、解説型、方法型、根拠型から選ぶか組み合わせるかで論理的な構想が出来上がります。
このような構想を課題(テーマ)に合わせて作っていきます。
この本では、演習問題を通じて、どのように上に書いたことが様々なタイプの課題(テーマ)に対応するかを訓練することが出来ます。
他にも、ロジカルコミュニケーションに関するよくある質問にも解説しており、より実践的に論理的な構想を作る訓練が出来る本です。
感想
ロジカルシンキングということで、以前紹介した「考える技術・書く技術」に通じている部分がありました。
その本の紹介は下記の記事で書いているので、ぜひ御覧ください。
論理的な考え方は、受験はもちろん、大学、社会に出た後も必要なものです。今回の本は、ビジネスにおいて実践できる技術ということで、上司に説明する場面や、プレゼンテーションなどの人前に立って説明する場面が想定されていました。
私は、人を納得させることは必ずロジックが必要であるということを、分かっているようで、実は、あまり理解していなかったことに気づきました。
また、ビジネス面の内容とは書きましたが、私は、この本は受験の現代文にもかなり繋がっていると思いました。
先ほど書いたロジカルコミュニケーションを実践するにあたって、考えるべき事。
①課題(テーマ)を確認
②相手に期待する反応を確認
③課題(テーマ)に対する答え
これはそれぞれ、
①問題文を確認
②問題作成者に期待する反応(どれを書けば得点になるか)を確認
③問題文に対する答え
これに該当すると感じました。
よって、これらは現代文の問題を解答する際、必ず必要になる要素ということです。
受験において、論理的思考はやはり鍛えなければならないものだと改めて実感しました。
こんな人にオススメ
・論理的な思考を鍛えたい人
・人を納得させるのが苦手な人
・文章を書く機会がある人
終わりに
論理的な思考は勉強、仕事をしていく上で必要なスキルです。こういった力を受験で鍛えるということは非常に良い機会だと思っています。
受験は「到達点」ではなく、「通過点」であることを改めて理解することが出来ました。
就寝 11:25 起床 6:20 到着 7:20
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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