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パラ水泳選手の食事は1日4000キロカロリー以上!?

2020年10月12日~10月31日の約3週間、長野県の東御市にある標高1750mプールでパラ水泳合宿を行っているわけだが、この中で食事量について面白いことが分かった。

アスリート食堂という、朝昼晩アスリートのためにご飯を提供している施設がある。そこでは、高たんぱくでバランスよく考えられた食事をとることができるのだ。

そしてなによりおいしい!!

毎回メニューの詳細やカロリーや栄養成分について詳しく表示されている。


ん???
今回の食事は1492キロカロリー!?

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ちなみにこれは朝ごはん。メニューは豊富で、

・オムレツ&ウインナー
・鳥とジャガイモの甘煮
・ひじきとお豆のサラダ
・味噌汁
・納豆
・温泉たまご
・ごはん(360g)
・バナナ
・ヨーグルト
・牛乳

米360gと基準が、かなりの量。男性スイマー向けの食事を例にしているようだ。いやー、スイマーはすごい量食べないといけないことがよく分かる。

次に昼ごはん。

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1398キロカロリー。タンパク質は60g越え。

・豚の生姜焼き
・里いもと大根の煮物
・マカロニサラダ
・味噌汁
・温泉たまご
・ごはん(360g)
・オレンジジュース


最後に夜ごはん。湯の丸アスリートカレーがメインディナー。

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・魚介カレー
・黄金しゃもと野菜たっぷりサラダ
・かにかまとほうれん草のふんわり卵スープ
・信州りんごのヨーグルト豆乳プリン
・温泉たまご
・キムチ
・オレンジジュース
・牛乳


朝1492
昼1398
夜1608

合計4498キロカロリーであった。
タンパク質も200gは越えている!!

まあ、1日2回水泳練習をして、さらにウエイトトレーニングをする日もあることを考えると、男性スイマーにとっては必要なエネルギー量なのかもしれない。

しかし、
パラスイマーは腕がなかったり、脚が細かったりと、成人スイマーと比べて運動での消費エネルギー量は少ないと考えられる。そのため、アスリート向けの食事をとり続けると太ってしまう、人もいるだろう。

実際、選手たちはごはんの量を減らしたり、食事内容をコントロールしたりして、食べ過ぎを防いでいる場合も多い。

もちろん選手個人でエネルギー摂取量は違う。
障害によっては大きく変わる。
自身の障害を考えながら、食事をすることが大事になってくる。

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編集長

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