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死と、祝福と。

私の今年のSamhain(ハロウィン)は、最愛の祖父の死に始まり、ご遺体と2人最後の夜を過ごし、葬儀を終え、火葬し、この祝日(サバト)を迎えました。

我が人生に最大の愛を与えてくれた祖父が、長い長い旅路を終え、安らかな眠りに付きました。最新YouTube に込めた最後のメッセージの裏で、刻一刻と向き合っていた命の灯火が消える時。

自分が先読みで視えてしまった事は、必ず現実に起こる👁それは例え、受け取りたく無いと願う人の死も、大きな悲しみが伴う出来事も、必ずそうなる。
そんな事が当たり前の魔女になって、’愛する者の死’と言う抗えない物に、動揺する事は無くなったけれど、やっぱり悲しいものは悲しい。魔女は、どこまでも自分の人生の経験を地肉に生きるしかないのだ。

死以上に得られる大きな学びはありません。つまりは、私が貪欲なのかもしれませんが、古いアルバムを見て今感じるのは、月並みかもしれないけれど、これ程無条件で私を愛し、無償の愛を与え続けてくれた人は他に存在しないと言う事。

ポロポロこぼれ落ちる涙に、まだこの身体にも未体験の悲しみが残っていたのだと気付かされる。それ程、私の中で大きかった。
何度生まれ変わっても返しきれ無い程、とても大きなものを与えてもらった。

またかと消耗されるようなものかもしれ無いけれど、どんな気持ちでこの動画を作っていたのか、どんな想いであの最後のメッセージを込めたのか。

傷みと悲しみと祝福、
今、正に私の魂に深く刻まれている複雑なもの。

お通夜でご遺体と2人きりで過ごせるこの最後の夜に、いっぱいいっぱいおしゃべりしよう。いっぱいいっぱいありがとうを伝えよう。

https://www.instagram.com/p/Cy7vYkRSdcJ/

初孫でおじいちゃんっ子だった私は、祖父の娘である母を先に亡くしています。

以前、こちらの動画でもお話しした事がありましたが、
おばあちゃんが亡くなってから、毎日お墓の花を変えに行ったおじいちゃん。


祖母、母、そして、最愛の祖父が死を迎えるまで、
大好きなおじいちゃんから本当に多くのものを与えてもらい、その生き様から本当に沢山の事を学ばせてもらいました。

大きな大きな愛を与え続け、皆に愛されたおじいちゃん。
おじいちゃんが一人で寂しくないよう、
私が死者たちを迎え入れるこのSamhain(ハロウィン)に合わせ、
おばあちゃんとお母さんが、みんなのおじいちゃんを迎えに来てくれたのだなと感じます。

実におじいちゃんらしい、そして、実に魔女らしい、特別なSamhainの夜に。
なぜ、死を祝福するのか?について綴った「死と、祝福と。」

大好きなおじいちゃんの「死」から学ばせてもらった事、与えてもらったもの。
私の中に生き続けるもの。沢山の思い出と共に、感謝の気持ちを込めて。

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