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やり方を変える〜終わりの始まり〜

山籠り中、静寂と暗闇の森で見つめていたバック(牡鹿)ムーン(やぎ座の満月)は、ため息がでるほど美しかったです。

私は時の無い魔女生活をしているので、日付や時間の感覚は、現代人とは大きく異なるのですが

(クリエイティブ最前線時代のように、日付や時間、納期や自分以外の他者に追われる事は無くなくなりました。今、自分を追い込むものがあるとすれば、誰にも課されていないのに自ら課す自分だけ。笑)

毎夜、月の満ち欠けを見つめ、自然と天体の動きに身を任せ、時を刻んでいます。

こんな生活を送っているからか、ただでさえ鋭い感覚は、更なる高い解像度で研ぎ澄まされ、移りゆくエネルギーも常々敏感に捉えています。

なので、特に何を見たり調べたりする事もなく(多少見とけ。笑)
バック(牡鹿)ムーン(やぎ座の満月)を迎えた後のこの数日、蟹座から獅子座へとパワフルな太陽のエネルギーが移動したのを、美しい月夜の森でビリビリと「体感」しておりました。

(ちなみに前回のリーザサバトで、悪魔にされた山羊神バフォメットをテーマにしたのも、コレをしなければ!と言う衝動に駆られ、体が先に動き、終わってから「あっ、今月山羊座の満月だったのか」と気付くレベルの、感覚先行型です。笑)

獅子座に太陽が君臨し始めると、ようやく「今年も夏が来たな」と言う感覚になるのですが、

以前の記事「時代の象徴 - 今、悪役は何を思う。」で、太陽🌞水瓶、月🌚獅子座の魔女(私)について綴った様に、

獅子座は水瓶座の対極に位置しています。
だから真反対の獅子座シーズンになると、「水瓶座満月の季節か」と思います。(自分の中に対極の要素がどちらも在ると、常に逆の視点で捉えがちなので色々複雑)

山羊座の満月は、地に足つけて確実に一歩一歩と言う感じでしたが、
ここの所、正に、そんな感じがあったと思います。

やる事があり過ぎて、次から次へと、来たもの全てを打ち返している様な感じ。
どこか慌ただしく、忙しなく、常に頑張っていて、限界まで思い切り詰め込んでいる。
でも、どこかそれを楽しんでいる(生きてるって感じてる)節がある。笑 
そんな感じです。

今、日々こなしている、このバタバタな感じは、
あなたを「もっと大きな舞台へ押し上げる」ための「準備段階」であり、「終わりを告げるサイン」でもあります。

時代の象徴 - 今、悪役は何を思う。」の記事でも綴っていますが、
私自身にも、この「準備段階」と「終わりを告げるサイン」を実感する出来事が起こりました。

本来は立ち位置によって見方の変わるハシゴの様なものなので、上も下も無いと思っているんですが、

多くの方が「右向け右!」で、皆、笑える程 同じ様に、上(高い次元)へ行きたがっているので、

分かりやすく「上・下」と言う、非常に物質的世界の人間らしい(すぐ皮肉る魔女w)二元論の概念で書いてみますが

下の方にいる人ほど、上(高い次元)に行きたがり、自分の事で精一杯。
上をよく知る人は、地に足をつけたがり、社会や全体を見つめている。

今のスピブームの世の中はこんな構図で、
上に行きたがる層が、流される大衆=マス(人が多い)の層かと思います。

私は、内なる「深淵の者(お獅子)」に突き動かされたリーザで、「自分の事で精一杯な、上に行きたがる層」が、篩(ふるい)にかけられた形となりました。

私が見ているのは、ずっと変わらず、
「個」よりも「全体」、個の先の社会(世界)なので、

そこに理解が至らない(もしくは着いてこれない)人たちが、
自然と離れていった「起点」と「結果」です。

ここに善悪は無く、ただ、事実として、

大きな山(全体)を動かそうとする人たちや、
自分でやろうとしているレベルが高い人たちと言うのは、
知らず知らず、その他大勢他者の成長まで背負ってしまうもの。

それはどこか、自分に厳しく、人に優しいのですが、
それ故に、自分の武器を使ってない感じがあります。

(これは改めて別の記事で詳しく綴ろうと思っていますが、
リーザのサバトで、魔女の漫画を描くため取材にいらして下さっている、漫画家の京佳先生もおっしゃっていた様に)

逆に、「本当の優しさ」と言うものに、誠実に向き合う事ができる人たちと言うのは、やさしい世界でいたい人たちにも、真実を伝えていける「強さ」が在る人たちだと思うのです。

自分に厳しく、人にも厳しい。
これは、自分の事で精一杯な人たちから見れば「悪魔」に見えるかもしれません。

痛い所を突いている訳なので、こういった「強さ」は排除すべき対象となります。

でも、
「個」以上の「全体」を見つめる尺度で捉えるのであれば、恐らく、

その位じゃないと、大きな山は乗り越えられない、動かせないんですよね。

例に挙げるなら
「個」しか見えていない会社員か、「全体」を見ている社長か。
「全体」が見えていない社員に、給与を払い、不平不満をぶつけられる。
誰にでも出来る事では無いから、社長なんですよね。笑

話は少し逸れましたが、

今日は、「やり方を変える〜終わりの始まり〜」
ここに綴る事は、
あなたが居るべき<もっと大きな道>を突き進んでいくための、大きな方向転換。
新しい道を開拓していくための、「準備段階」と「終わりを告げるもの」。


やり方を変える〜終わりの始まり〜

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