【初夢について】
おはようございます!パパリーマンです!
皆さま初夢はどんな夢を見られましたでしょうか?
本日はそんな初夢の歴史についてお話しできればと思います。
〜古代歴史〜
人々が初夢を重視する理由は古代の歴史にまでさかのぼります。たとえば、4世紀ごろに勢力を持っていたとされる垂仁天皇が見た初夢に関する歴史的書物があるそうです。
言い伝えによると、3つの「最高の」夢は、富士山、鷹、茄子を順番に見るというものだそうです。これらの3つが縁起の良いものであると考えられた根拠を示すものはたくさんありますが、その1つとして、相対的な高さがあったそうで、日本で一番高い山は富士山で、その近辺に愛鷹山(あしたかやま)(たかは鷹を意味します)という富士山の半分の高さの山があります。茄子は、昔、日本では茄子の価格が高かったことを皮肉って加えられたと考えられていたのだとか。
ただ、封建時代の人にとって「初夢」は笑い事ではありませんでした。人々はいずれかの良い夢を見られるように、あらゆることを行ったようです。たとえば、帆に宝という漢字(中国と日本の文字)が描かれた宝船の絵を枕の下に入れたのだとか。これは、室町時代に広まった慣習で、強力な権力を持つ大将軍から一般的な町人まで、あらゆる階層の人々が宝船の絵を枕の下に忍ばせ、この1年が楽しく、実り多いものになることを期待したんですって笑笑
なんだか昔の人は可愛いですね😊
さっきまで考えてた事が夢に出てくる事もあるので、直前までイメージするのも一つの手かも知れませんね笑笑
〜初夢の意味〜
一富士・二鷹・三茄子
一番有名なものは「一富士二鷹三茄子」ということわざに出てくるものになりますかね。
一番目の富士山は、日本で一番高い山であることから高い目標を表し、立身出世を意味。
二番面の鷹は大空を力強く舞う鳥で、行動力を表し自由と願望の実現を象徴。
三番目の茄子は「事を成す(=茄子)」とかけていて、貯金が貯まったり子孫繁栄に繋がるとされているそうです。
四扇・五煙草・六座頭
「一富士二鷹三茄子」に続く4番目以降の「四扇五煙草六座頭」もあるそうです。
「四扇五煙草六座頭しせんごたばころくざとう」は江戸時代の国語辞典「俚言集覧りげんしゅうらん」上巻に記述があります。
四番目の扇は別名で「末広」ともよばれ、末が広がった作りをしているため繁栄を象徴していて縁起が良いものとされていました。
五番目の煙草は煙が上昇する様さまが運気上昇を暗示していたのだとか。
六番目の座頭は髪の毛を剃った琵琶法師のことで、「毛がない(=怪我ない)」にかけて縁起が良いと考えられていたのだとか。
〜不吉なものを逆夢とすることも?〜
4番目以降の言い伝え
「四扇五煙草六座頭」/「四葬礼五火事」
四番目は葬式、五番目が火事のことで、不吉なものも逆夢として縁起がいいものとする説です。
逆夢とは現実とは逆のことが起こる夢のことです。
地域や文献によってさまざまな説がありますが、初夢とは古い年が終了して新しい年へと生まれ変わる節目に見るもののため、葬式など物事の終わりを意味するものは新しいことが起こる前触れということで吉夢とも考えられていたんですって😅
昔の人はみんなとにかく楽しいお正月を過ごすために必死だったんですね笑笑
ぜひ皆様も良い初夢を見てくださいね!
二児のパパリーマンより
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