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青森県民は手の上でりんごを切るらしい…?

私はフルーツってあまり食べないのです。

何故かというと、高いから。笑

だからこの前フルーツパフェ食べた時テンションぶち上がったのです。果実園リーベル?だっけ。ホント貴族食いをしてしまった。

意外に果物って値段見てしまうと買えないんだなー。たがら不健康なのかもしれない疑惑。野菜ジュースいっぱい飲も。




さて、次に研修に行った先は小規模多機能型居宅介護でして。私は当時グループホームと多機能と何が違うのかぜーんぜん知らないし、まして特養や老健やなんやかんやが何やっててどういう違いがあるかなんて知る訳もなく。とりあえず指示だから行ったのですがね。


初めて行って、軽いカルチャーショックを受けました。俗に言う、これが介護が必要な人ね…という人達と初めて接したと思う。←ここでも語彙力 

そしてここでも新卒ならではの壁に当たることとなるのです。

まずそこには、最初の時に私をつまずかせた(笑)管理者がいる。(前回参照)そして研修で付いてくれた方々のクセが強いんじゃぁ!

2人いて男と女1人ずつだったんだけど、まず男の方。

10年前くらいに良くいた、中途半端な髪に前髪を大きめのピンで止めちゃう感じの男。仕事に関してはちゃんと行っていたので特に何も思わなかったけど、上からな態度が好きじゃなかった。←新人のくせに生意気か

私も当時緊張と何していいか分からずな感じで消極的だったのが良くなかったんだけど。何か今になって何が腹立っていたのからわからないが、思い返すと胸焼けしか出てこないのでたぶん性に合わなかったのだろう、お互いに。笑 人間だから仕方ないよねっ!ねっ!←

そんな中でも1番イラッと来たのが、おやつの時間にどこかからもらってきたりんごを出そうとなり私が準備することになったんだけど。包丁とまな板がどこにあるか分からなかったのでその男に聞いたら、はぁ…ってため息つかれて。「りんごなんてまな板なくてもむけるじゃろ?包丁は引けば切れるけど押し付けるように使えば手は切れん。青森県民はまな板使わん。(ドヤッ)」とか言い始めて、目の前でほれほれ、と包丁使いを見せられる図。

今考えたらすっごい笑えるけどね!!!

その様子を見ていた他の職員さんが慌ててまな板出してくれたけどね!!!笑

当たり前のことを当たり前にするのはいいけど、当たり前は強要しちゃいけない。言わなくてもわかるでしょ、とはよく聞くけど言わなくちゃわからない人もいるよね…!

と思った私であった…。(結局青森には行ったことないので真相は藪の中)

もう1人女の方も曲者。かなりキツめなお方で、私に知識がないと知ると「明日までに老健と特養とショートの違いまとめて発表して」と言ってきた。これも勉強の一環か、と調べて翌日行くとスルーされた。

え、あの時私から積極的にいけば良かったんか?笑  

平均的に年齢層が若くキャピキャピした職場だったな。根暗な私にはちょっと胃もたれする感じ。それもいい経験でした。

そして個人的な意見として、多機能に来る利用者さんは訳ありな人が多い。様々なサービスを臨機応変に使えるといくことと、定額なので金銭面に不安のある人やそれこそ介護に疲れちゃってる家族とかも多かった気がする。特養で働いた後に多機能に異動して3年くらい働くことになるんだけど、その時も社会の縮図というか、社会の闇をものすごく感じた。それはまた後の話。

そこで印象深かった出来事がある。

ある日午後の時間、コミュニケーションしてと言われて何をしていいのか分からなかったけど、何とか見つけてある方とオセロをしていた。その様子をじっと見てくる遠くの席に座っていたおばあちゃん。オセロが終わり気になったので話しかけに行った。そしたら開口一番「あんたオセロばっかやってんじゃないわよ!」と。

なぜ私はこの人に怒られてるんだ?と黙っていると続けてこう話していた。

「あんたこれからこの仕事するんでしょ。オセロばっかに気を取られて回りが見えてないようじゃダメよ。気遣いが1番だからね。頑張んなさい。」

後々聞くとこの方は昔百貨店で働いていたとか何とかで、接客に厳しい方だったそう。当初言われた時はなんでそんな事言われなきゃいけないんだ、一生懸命やっていたのに!とがっかりしたが、今になると核心を得ていた言葉だったと思う。(このあと男の方に何て言われたの?と聞かれて答えたら、まぁー、正論だよね。とドヤッた顔で言われて反吐が出そうになったのは内緒の話)

今文章打ってて改めて変だなーと、思ったのが良く施設の初め実習や研修でコミュニケーションという内容を求められる。実習の記録でもコミュニケーションて書くし、何かやることありますか?って聞かれてコミュニケーションして!と言う人もよく聞くけど、そもそもコミュニケーションて何?って思う。

もちろんコミュニケーションして!と言われた時にお話が上手だったり、自分の特技を活かして折り紙とか歌とかレクリエーションする人もいる。そして評価の時に積極的にアプローチしにいった子に評価が集まる。コミュニケーション=相手に何かを提供するというのが普通、みたいな感じになっているのが、実は私にはすごく違和感。なんというか、コミュニケーションという単語が用語として浸透している感じ?に違和感があるのかな。

もちろん喜んで貰うために苦手でもレクをしたり、話を聞いたりするのはすごい。相手のために労力を注いでいるんだから。でもコミュニケーションってそれだけじゃないと思う。

しゃべらなくてもただ隣に寄り添ったり、一緒の時間を過ごすことがコミュニケーションだと思う。無理に何かを話さないと!と、一生懸命話題を考えてあーでもない、こーでもないとなるよりも、今日もいい天気だねと言ってただぼーっとしているのも立派なコミュニケーションだと思っている。要は

相手>自分ではなく、相手=自分がコミュニケーションではないだろうか。

対等な立場に立ち、同じ時間を過ごし、お互いがお互いのことを知っていく。そして気心しれた仲になっていく。これがコミュニケーションの醍醐味だと思いますね。

だから介護実習とかで技術よりも難しいのはコミュニケーションなのよ。それをただか何日何週間何ヶ月の人に初めにやらせるなんて、結構酷だと思う。


色々な感情が入り交じった多機能での研修。次にデイサービスに研修に行くのだが、そこでついに!ようやく介護のやりがいに気づく時が来ます!笑笑 

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