自分を変えさせる前に、周りを変えてみた。
長女は通っていた保育園を転園させた。
その理由は
『もっとムスメに合った場所がある』
というツマとワタシの判断。
保育園に行く前や別れ際に泣いてしまうことが多かった。
明らかに行くのを嫌がることが多かった。
『他の子も同じ』
『そのうち慣れる』
こんな言葉でその涙を拭き取ることもできたのだが、まだまだ幼いムスメが親元を離れ1日のほとんどを過ごす場所。
そして何より、ムスメ自身が選んで行っているのではなく、親が決めて行かせている場所。
そんな親の責任が伴う大切な場所だからこそ、ムスメにただ行かせるだけではなく、親も真剣に向き合う必要があった。
決して以前通っていた保育園に問題があった訳ではない。
むしろ心から感謝している。
ただ
『ムスメには合っていない』
そう判断した。
『周りを変えたければ、まずは自分を変えなさい』
よくこんな言葉を耳にした事がある。
この言葉も納得できるし、確かにそういう場面もあるだろう。
だが選べる選択肢がある以上、自分を変えてまでその環境に留まらせる必要はない。
だから
『自分を変えさせる前に、周りを変えてみた』
正直、この判断には"一か八か"の賭けの部分もあった。
転園を決意し、環境を変えたその先にムスメの笑顔が待っているという保証はどこにもない。
真剣にこの問題と、そしてムスメと向き合ってきた日々だけが後押ししてくれた判断。
結果、ムスメは以前のように泣くことはなくなり
『楽しかった!』
そう言って帰ってくるようにもなった。
ツマとワタシは安心と共に、『親』として大きく前進できた喜びに包まれた。
我が子はどんな性格で
どんな環境が合っていて
どのような環境は合わないのか
子どものことを知れば知るほど
親はいくらでも子どもの涙を笑顔に変えることができる。
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