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Panzergraf
2024年8月1日 20:49
日本語訳2024年7月26日、ロシア国防省の元次官であるドミトリー・ブルガコフが汚職の容疑で逮捕された。ブルガコフは2008年から2022年まで国防次官を務めていた。ロシア・メディアによると、容疑は軍要員向け食料調達に関係しているとのことで、この食料というのが人間が消費するのに不適切なものであり、それにもかかわらず、ロシア国防省はそれを高額で購入していたとのことだ。そして、その見返りとして、当時の
2024年7月28日 23:31
日本語訳ロシア・メディアによると、ロシア国防省軍事建設会社のトップであるアンドレイ・ベルコフが、調達業務に関係した汚職の容疑で逮捕されたとのことだ。軍事建設会社は、とりわけ効率アップ達成を目的に2019年に設立され、当時の国防相セルゲイ・ショイグは、この企業が国防にもたらすことになる「特別な組織内外の監査体制」を称賛していた。だが、現実にはこの企業は、腐敗した官僚が不当な利益を引き出すために使われ
2024年5月25日 23:28
日本語訳ロシア連邦軍参謀次長ヴァディム・シャマリン中将が、かなりの金額の賄賂を受け取った疑いで逮捕されたことが、2024年5月23日に報じられた。シャマリンは、ロシア連邦刑法第290条6項に記された罪(著しく高額な賄賂を受け取ること)に問われている。今回の事件の前に、最近、同様に汚職容疑で逮捕されたロシア国防省高官がいる。具体的には、ティムール・イワノフ国防次官とユーリー・クズネツォフ人事総局
2024年5月2日 00:07
日本語訳ロシアのティムール・イワノフ国防次官に対する捜査は、彼より高位のルスラン・ツァリコフ第一国防次官にも及んでいる可能性が高い。ツァリコフはイワノフ事件とのつながりをFSBに尋問されていると報じられている。ツァリコフはイワノフの後援者であると言われてきた。彼は国防省の権力構造内において、セルゲイ・ショイグ国防相とヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長に次ぐ、事実上三番目の地位にいるとされる。また、イワ
2024年4月25日 21:25
日本語訳ロシア連邦捜査委員会がティムール・イワノフ国防次官を2カ月間、拘束していたことが、4月23日に報じられた。イワノフの容疑は、ロシア連邦刑法第290条第6項に記された犯罪に関与したことにある。要するに多額の賄賂を受け取っていたということだ。第290条で示された罪を大々的に犯した場合、最大で15年の懲役刑が科せられることになる。大統領府報道官ドミトリー・ペスコフは、プーチンがこの逮捕の報告を受
2024年2月2日 22:26
日本語訳数千件にも及ぶ軍内部の贈収賄事件の調査ののち、2024年1月30日にロシアの独立系メディア「ヴェルツカ」は、ロシア軍内の腐敗に関する一本の記事を掲載した。この調査報道によって、腐敗のパターンと、ロシア軍に勤務する人員とロシア軍指揮官が用いる賄賂の仕組みが特定された。賄賂はさまざまな「便宜」のために渡されたり、要求されたりしてきた。「便宜」の例には、休暇、体力訓練の証明、軍の階級、自動車