【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 28.07.2024
日本語訳
ロシア・メディアによると、ロシア国防省軍事建設会社のトップであるアンドレイ・ベルコフが、調達業務に関係した汚職の容疑で逮捕されたとのことだ。軍事建設会社は、とりわけ効率アップ達成を目的に2019年に設立され、当時の国防相セルゲイ・ショイグは、この企業が国防にもたらすことになる「特別な組織内外の監査体制」を称賛していた。だが、現実にはこの企業は、腐敗した官僚が不当な利益を引き出すために使われていた。
上述とは別件だが、2024年7月23日、ズヴェズダ・ストレラ戦術ミサイル工場の元工場長に対して、ロストフ・ナ・ドヌの裁判所は、横領と価格を高騰させた罪で実刑判決を下した。
腐敗はロシア国防産業内に巣食う病巣である。2007年、当時のセルゲイ・イワノフ国防相が行わせた監査によって、国防省の予算として割り当てられたリソースの70%が、公式に指定された以外の目的で使われていたことが明らかになった。このような汚職の一部はクレムリンによって許容されているが、ウクライナにおける戦争が始まって以降、十分に政治的な保護を受けられない人物に対する取り締まりは、ますます厳しくなっている。
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