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失敗したくない?したらいいねん。

先日から失敗にまつわる記事を書いています。
このように書いていると、ミスが恐ろしいものに思われてしまいます。

やっぱり誰でもミスはしたくないんですよね。

しかし、だからと言ってミスを避ける行動をし続けるのはよくないのではないかと考えるようにもなりました。
その理由を今回はまとめていきたいと思います。

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【ここからが本題】

私がミスを避ける行動はしすぎない方がいいと思う理由は、以下の2つです。

①メンタル的な理由
②成長的な理由

初めに①メンタル的な理由についてです。ミスは起こっているのか、起こっていないのかという違いでメンタルの持ちようは大きく異なります。

ミスを避ける行動(=対策)をするのはなぜかというと、当たり前の話ですがミスをしたくないからです。ミスに対する恐怖から綿密な対策をとっていくことになります。
ここで、ミスはその時起こっているのかという面に目を向けると、当然のことながらミスは起きていません。つまり想像の出来事を怖がっていることになり、想像上の出来事に対する対策を行っているのです。
そしてその対策は可能な限り起こりうるトラブルに対する準備になるでしょう。しかし、その対策をしたからといって安心していられるわけではありません。

次に想像してもみなかった、想定外のトラブルが起きるかもしれません。ここに関しては予想もできないものなので、対策のしようもありません。

このように、ミスが起こったらどうしようという根本的な不安に加えて、ミスが起こらないように対策を講じたとしても、その対策の外からミスがやってくるかもしれないという恐怖も持ち合わせることになるのです。そしてこれは尽きることがないですよね。メンタル的には常に不安が付きまとうので辛いです。また実際にトラブルが起こると、対策はしているもののその解決に向けてストレスを感じることになります。

対してミスは起こるものとして考えてみると、精神的な負担となるのは起こったミスに対するものだけになります。その責任の所在がどうのというのは、これまでの記事に書いてあるのでそこは割愛します。
起こったものに対するストレスは、トラブルが解決すればなくなります。終わりがあるストレスなので、まだマシかもしれません。
またこのストレスは、対策をしてトラブルが起こった時にも起こるものなので、どうせストレスを感じるならば、無駄に想像して準備して疲れてしまうのがプラスされるよりも、ない方がいいですよね。


次に②成長的な理由に触れていきたいと思います。
先ほども書きましたが、トラブルの対策をするということは、全て想定内で終わらせようとするということです。その結果トラブルなく無事に業務を終えることができたとすると、それは自分の力の範囲内で全てが完結したということになります。
それだと成長は感じられません。

それに対してトラブルが起きるということは、自分の想像外の分野での出来事になるので、その解決にはエネルギーを消費します。つまり自分の力の範囲外で対処をしなければならないということです。これが自身の成長につながります。
今まで経験したことがないことを行なったという意味でもそうですし、苦労をしながらでも周囲に助けてもらいながらでも対処をすることができたという意味でもそうです。
結局人は自分の手の届かないところに、手を伸ばそうとするから成長するのです。
だから苦労を重ねた人は人間力が優れているのだと思います。

【最後に】

ということで結論にはなりますが、ミスは起こるものとして考えるのが一番いいと思います。極端に怖がるのではなく、ミスが起こった時に適切に対処ができるだけの準備をしておく。それだけでいいのではないでしょうか。
そのほうが無駄な労力も減らせますしね。

転ばぬ先の杖だと思ってあれこれ準備しすぎると、疲れちゃいますよ。
また、完璧主義は自分が優れているのではなく、自分の成長する機会を手放しているのだと考えてみてもいいかもしれませんね。


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