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【読書感想】ユダヤ人大富豪の教え


本田健さんの作品です。
(*帯に書いてありますが、個人的には別に泣ける話ではありません)

<概要>
金持ち父さん、貧乏父さんのようなストーリー仕掛けの本。
ケンがアメリカの富豪おじいさんと出会い、学び、成長する話。
ストーリーの所々にヒントが出てくる。
個人的にはお金の話というより幸せの話。


所々なるほどなって部分があり、読めてよかったです。
気になった部分の一部と個人的な感想を記したいと思います。


・幸せに成功するために、大好きなことをやる。
・子どもにしてやれる最大の贈り物は、自分が好きなことをやって生活する姿を見せることだよ。

第2の秘訣より

→自分の「好きなこと」が分からない人は意外と多い。
あまり深刻に考えずに、ゆっくりでいいから、まずは自分が昔好きだったことを思い出してやってみる。

また説明の中で次のようなマトリクス表が出てきていました。

→説明としては分かりやすいが、個人的にはこれ以外もあると思いました。
例えば、別に好きというほどでもないけど、自分の長所を考えた時に現状これがベストという仕事もあると思います。
まあ嫌いな仕事でお金が稼げない状態だけにはなりたくないですね。
(本でも言っていましたが、現実問題ここに当てはまる人多いと思いますが)


君の周りの300人に同じく300人の知り合いがいると思ってごらん。君は、間接的には9万人の人とつながっている。

第7の秘訣より

→だから、周りの人を大切にしよう(という意味)。
別にビジネスに絡めなくても生きる上で大切な内容だなって思いました。
まずは、身近な人から信頼されるような生き方をしたいなって思いました。


・金持ちは、ある絵画がいくら高くても、評価額より安ければそれを買う。逆にいくら5ドルでも、それに値しないと思えば絶対にお金を払わない
・賢く使うとは、それが人を喜ばせるように使うことだ。

第8の秘訣より

自分の価値観を常に意識しましょうってことですね。本に出てくる大富豪のおじいさんは自分の価値観を持ってるからか、料理のメニューも一瞬で決めていました。

周りの人を幸せにできるお金の使い方が、自分はできているのだろうか。別にお金を使うことに限らず、エゴや自己満ではなく、本心から、見返りを求めず。


「どうしたら、人と良好な関係を保てるのでしょうか」
「自分に正直になれれば、そんなに難しいことではない。自分らしくいられること、人の話をしっかり聞くこと、相手のことを大切に扱うこと、自分の本当の気持ちを相手に伝えることができれば、いいだろう。どういうときにでも、誠実に接することだ」

第12の秘訣

→いいなって思ったので全文引用させていただきました。
ほんとにその通りだと思いました。相手を信頼して、尊重して、誠実に向き合う。本文に紹介されている「パートナーシップを成功させる五原則」も非常に参考になりました。


金持ちは、豊かさ意識を維持するための努力を惜しまない

第13の秘訣

→簡単な方法として紹介されていた、自分の銀行残高控えの金額に0を4つ付け足すこと、やってみます(笑)
ex.1,000,000円 → 1,000,000,000円
(あら不思議、簡単にお金持ち!)



断片的に内容を紹介しましたが、本当は結構物語の中で繋がっている部分があります。実際に読んだ方が理解が深まると思うので、幸せについて考えたい時の候補の一冊としておすすめです。
(あと、ギフトとしてよく送られている商品らしいです。)


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