【読書感想】「そんなこときにしなければいいのに」ができない人のための本

月下ナツさんの作品です。

この本では、アメリカの心理学者エリックバーン博士が創始した交流分析に基づいて作られた「エゴグラム」という性格診断テストが紹介されており、それに基づいた分析(?)をしています。

診断テストでは5つのキャラクターが存在します。
①CP:きびしい父親
②NP:やさしい母親
③A:大人
④FC:自由奔放な子ども
⑤AC:純情な子ども

インターネットで調べたら無料で診断できます。
(ちなみに私はA優位タイプでした。)


この本では「自分の本当の気持ちを優先しよう」というスタンスを伝えてくれているのかなって感じました。
・何となく言われたから入った方が良さそうな保険
・親に怒られるからする掃除
・好みではないけどプレゼントでもらったから使っているもの
「するべき」よりも「したい」や「好き」を優先させる生き方をしませんか?


volunteerを和訳すると「ボランティア」になりますが、こういった訳し方もできます。

「100%自分の意思で」

自分がどう過ごしたいか、何をしたいか、どう思っているのか、”自分で”決めることが大切です。

他人は意外と人の行動を気にしないものです。
100%思い通りになる事だけが正解ではありません。
完璧じゃなくていい。ほどほどだっていいんだ。

それを伝えてくれている本でした。


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