仕事選びについて

将来何になりたい?とよく聞かれたなあ。

将来について考えるときまずは興味のあることから探すよね。

私もそうだった。興味のあることを仕事にしたらきっと続くのではないか、そう思った。けど、働いてみて私なりに答えが出た。答えはそれは違うだった。興味のあることを仕事にしても続くとは限らない、好きなことだからこそ好きなようにうまくできないともやもやしたりするのでそれがストレスになることもあるのだ。また、興味のあることを仕事にしたところで、会社の人間関係が合わないならば苦痛でしかないだろう。

私は社会人として毎日働くようになって初めて勤めたのはドラッグストアだった。フリーターでアルバイトではあったが、週5日フルタイムで働いていた。それ以前にも学生時代、アルバイトをしたことがあったので働く経験はあったものの、毎日の多くの時間を費やす仕事と向き合うという点では学生のアルバイトとは感覚は違っていた。そんな中、私は焦っていた。周りの同世代は夢やなりたい職業に向かって大学や専門学校に通っている、そんななか私は特にやりたいことがなくフリーターとして生きる毎日。どうしたらいいのか分からなかった。初めはドラッグストアで登録販売者の資格を取り、そこで仕事をしていこうと意気込んでいた。そして無事?登録販売者の資格に合格した。しかし、私はこの仕事に興味が持てず、自分自身が薬をあまり服用しないこともあって相談などにうまく乗れる自信がなかった。また労働環境もあまりよくないことからその世界を退くことにした。

その後、私はじゃあどんな仕事がしたいのか自分の頭で一生けん命考えた。ドラッグストアでの教訓を生かして、次は興味のあることを仕事にしようと思った。そこで私が出した結論としては海外と関わる仕事、特に英語を使った仕事をすることだった。そして今の仕事をするに至っている。今の仕事は英語を使った仕事で、海外と関わることができる点はとても嬉しい。こんな私でも海外と関わる仕事ができるなんてと最初は驚きと喜びでいっぱいだった。また、人間関係もストレスが少ない。怒鳴ったりパワハラするような上司や同僚もいない。愚痴を言う人もあまりいない。給料や休日もそこまで不満がない。

唯一、不満というか気に入らない点があるとすれば英語を使う仕事というところに自分が疑問を持ち始めた点である。不思議だよね。英語を使う仕事がしたいと思っていたのだが、それはもしかしたら間違い?だったのかも。英語が好きではあるけれど、求められるとしんどくなり、仕事のための英語を学ぶのがたまに辛いのだ。英語が嫌になりそうな時がある。贅沢な悩みだなとも思う。こんな低い英語力で英語を使う仕事をさせてもらえていること自体ありがたいんだけどね。けど、英語を使う仕事をして気づいたのは英語って道具でしかないんだなってこと。それを使って何を実現したいかの方がよっぽど重要なんだよね。それにはっきりと明確に実感してしまった。だから、今とても悩んでいるんだ。語学、言語はたしかに好きだ。でもだからと言って仕事にそれを生かしたいのか、その分野で仕事がしたいのかは別問題ではないのかと。

私は仕事を選ぶ際に何を基準に選んだらいいのか分からない。最終的には自分が納得できる理由で選んでいくわけだが、みんなどんな風に選んでいるのだろう?気になる。

そして、仕事というのは人生において一部にしか過ぎない。それ以外のことの方がよっぽど重要だったりする。人生において仕事、恋愛、家族、いろいろ問題がある。でも、その中で自己実現して、なりたい私になるには?幸せに生きるには?そうやって考え行動し続けるしか道はないのかもしれない。だから私が仕事という手段を通して何を成し遂げたいのか、それが重要かもしれない。そして、仕事でストレスを抱えたくないのでできれば自分のペースでできる仕事がいい。これからも仕事選びについては悩んでいくと思う。そうやって悩み答えを出し、次の仕事を選択し、考えてを繰り返していくのかもしれないと思った。でもやってみてわかることって多いからいろいろ挑戦してみたい。実際に転職するかどうかは別としていろいろな可能性を試してみたくなった。組織に属さない働き方はやはり憧れる。その分、自分の責任と営業スキルが必要になってきたりする気がするけど。できるだけストレスフリーに働けるように今後も考えていきたい。

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