森永

頭の中をつらつらと

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最近の記事

力仕事をしなくていい性別を、ラッキーだなんて思えない。

女子は良いよな、なんて言われたり。 俺だって貧弱なのに、なんて嘲笑されたり。 性別を理由に傍観する立場に置かれたにも関わらず、それを配置した本人に指を差される事がある。 その度に「私にもやらせて」と言っても、それが叶う事はほとんど無い。 笑うくせに。羨むくせに。 所謂レディファーストのつもりだろうか、時々『気遣い』を履き違えた人と関わる事がある。重い物は運ばせない、荷物は代わりに持つ、汚れる仕事はやらせないetc...もちろん力が無いのは事実だけど、出来ないわけじゃない。そ

    • 私は、『アライ』

      分からない事は罪じゃない。 数年前に言われた言葉が今も私を動かす。大きな後悔と決意。少しだけ、私の過去について。 アライとは__ 人権の平等化や男女同権およびLGBTの社会運動の支援や、ホモフォビアへの異議を投げかける異性愛の人々を指す言葉。LGBTなどの当事者では無いが、LGBTなどの人々が社会的に不利な立場に置かれていると感じ、ホモフォビアやヘテロノーマティビティ(異性愛を標準と捉える価値観)に対する解消活動や異議の表明を行っている支援者。(Wikipedia:『ストレ

      • 『やりたい事』のレベルを下げたら生きるのが楽になった

        長ったらしいのは嫌いなので結論から書くと、表題の通り少しだけ生きるのが楽になった。他人と自分を切り離すことがこんなにも精神の安定につながるとは思わなかったし、どうして誰も教えてくれなかったの? 私は今、やりたい事をして生きている。人とはほんの少しだけ違うけど。 昔から「これがやりたい」と声に出すのが苦手だった。周りの反応が怖かったし、何より好きな事でも最後までやり通す根性が無い事は自分が一番よく分かっていたから。今考えると別に最後までやり通さなくてもとりあえず手を出すことが

        • 『ボディネガティブ』はネガティブか?

          (誤解されぬ様に最初に述べますが、私はボディポジティブ推進者です。) 『ボディポジティブ』という言葉をご存知だろうか。痩せている=美しいという考え方を捨てて、ありのままの自分を愛することだ。たくさんの多様性が認められる中で、わたしたちは容姿や体型に悩まされること無く自身を愛することを『ポジティブ』としてきた。最近じゃパリコレに極端なスキニーモデルは出なくなったし、美の基準は細さから健康へとシフトしつつある。 でも、一つ忘れてるんだよね。あまりにも『ポジティブ』を推進するこ

        力仕事をしなくていい性別を、ラッキーだなんて思えない。

          摂食障害と自己肯定感

          摂食障害だった時期がある。 今も完全に治ったとは言い難いけれど、当時よりはまぁ良いのでおっけー。 昔から私は自他ともに認める細身で、私はそれを個性だと思っていた。でも、年齢が上がるにつれて私には『痩せている』という個性しか無いように感じてしまったという、何とも曲がった理由。痩せていなかったら私じゃない。少食で、手足がスラッとして、浮き上がる骨は美しく。自己肯定感が低いんじゃない。痩せてる自分だけを肯定してきた結果だ。別に太ってる人をどうとは思わないけど、自身が太ったねって言

          摂食障害と自己肯定感

          幸せの定義とかよく知らんけど、とりあえず幸せになりたい!

          幸せって何か時々ふと考えることがあるんだけれども。美味しいものを食べたとき?何かを成し遂げたとき?お金に恵まれたとき?正直よく分からないし、多分一生分からないんじゃないかって思う。 そもそも幸せとは? どこかの凄い大学の偉い人の研究によると、人生を長期的に見た時に一番の幸せとして捉えられるのは健康らしい。で、その健康を保つのに一番効果的なのは、良い人間関係を築く事だって。良い人間関係は健康をもたらし、健康は幸せに繋がる。如何にも幸せな人が辿り着いた結果って感じ。少なくともこ

          幸せの定義とかよく知らんけど、とりあえず幸せになりたい!