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嘘つきはいない。

誰もウソは、つかないのです。心の記憶が頭の記憶を変えてしまっただけなのです。叱られたくないから忘れてしまう。自分が悲しまないように全てを伝えないだけなのです。

喜んでもらいたくて話をしただけで嘘ではないのです。自分に正直なのです。心の記憶があるのです。その心の記憶に正直に行動したのです。

「オオカミが来た」と叫んで村の人に伝えているのは、オオカミが来た時の予行演習なのです。普段から練習していないといざという時にできないのです。

村人が慌てふためく姿が面白くて、繰り返した少年は、本当にオオカミが来た時に信じてもらえなくてオオカミに襲われてしまうのです。

村人が少年のかまってもらいたい気持ちに気付いて寄り添ってあげていれば、少年がオオカミに襲わられることはなかったのです。

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「津波がくるぞー」と言っても信じてくれないのです。避難訓練にも参加せずに、「あんな急な坂は登れない」「あんな階段には上っていけない」とわかっているのなら別のルートを探せば良い。

「津波はこないから大丈夫」と心の記憶があるのです。

天災は、忘れた頃にやってくる。

嘘は心の記憶です。頭で考えてもだまされたと思うだけです。心の記憶を書き換えてもらう努力が必要なのです。死ぬ事が怖くない人や他人の悲しみを感じない人、喜びや楽しい事は悪い事だと思っている人は心の記憶が偏っているのです。

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津波が来たら「大丈夫、津波はこない」と言った人は嘘つきなのです。
津波が来なかったら「津波はくるぞー」と言った人は嘘つきになります。

どちらも嘘はついていないのです。津波が来た時の備えをしましょうと言われたら津波がこなくても備えですから無駄では無いのです。

嘘つきではなく、伝え方を知らなかっただけなのです。

「オオカミが来たらどうしますか?」「逃げますか、戦いますか」

大地震がおきて大津波がきたらあなたはどうしますか?
新型コロナウイルスにかかったらあなたはどうしますか?
心の記憶は自分の都合の良い記憶です。

心の記憶は良いも悪いも、嘘も正直も、無いのです。
そこにあるのは、消せない記憶なのです。

心の記憶を読みとってあげたい。