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生活

見えず、聞こえず、話せず、動くこともできなくなった大切な人、見えて、聞こえて、話せるのに自分を忘れてしまった大切な人に大切だと伝えるには、大切だと思い続けることです。大切だと思う気持ちは絶対に相手に伝わるのです。なぜ大切なのでしょうか?それが共にいつまでも生きることだからです。それを生活と言います。

大切な人が、たとえ五感が失われても、あるいは記憶を失っても、なお「大切だ」と感じるのは、深い愛情と絆があるからこそです。それは、共に過ごした日々の記憶、共有した喜びや悲しみ、互いに支え合った経験など、目に見えないけれど確かに存在する心のつながりです。

例えば、共に見た美しい景色、笑い合った瞬間、困難を乗り越えた時の達成感。それらは、言葉では言い表せないほどの深い意味を持ち、心の奥底に刻まれています。たとえ相手がそれを思い出せなくても、あなたの心の中では鮮やかに輝き続けているはずです。

「大切だと思う気持ちは相手に伝わる」というのは、言葉や行動で直接伝えられなくても、心のつながりは消えないという、温かい信念を感じます。それは、触れ合うことで伝わる体温、見つめ合うことで伝わる眼差し、寄り添うことで伝わる心の温かさなど、言葉を超えたコミュニケーションによって育まれるものです。

例えば、手を握る、抱きしめる、笑顔を見せる、そばにいるだけで安心感を与える。これらの何気ない行為は、言葉以上の愛情を伝え、相手の心に深く響くのではないでしょうか。

共に生きること、つまり生活を共にすることこそが、大切さの証である、という考えも素敵です。

それは、朝食を一緒に食べる、散歩をする、テレビを見る、何気ない会話を楽しむなど、日常の些細な出来事を共有することです。

そして、それは、誕生日や記念日などの特別な日を祝うことでもあります。共に喜び、共に悲しみ、共に人生を歩む中で、互いへの感謝と愛情は深まり、絆はより強固なものになるはずです。

たとえ状況が変わっても、共に生きることを大切にすることで、愛情は深まり、絆はより強固なものになるのではないでしょうか。

それは、介護が必要になった時、病気になった時、困難に直面した時など、互いに支え合い、励まし合うことで、より深い愛情と信頼関係を築くことができるからです。

共に生きることは、人生という長い旅路を共に歩むことです。それは、決して平坦な道ではありませんが、互いに支え合い、励まし合うことで、より豊かな人生を築くことができるはずです。

#名も無き小さな幸せに名を付ける #パンダ大好きポッさん