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SaaSとBPaaS

2021年3月にSaaS企業として初の資金調達を行った弊社ですが SaaS業界全体でいうとそこからネガティブなニュースが続いています。 https://onecapital.jp/perspectives/market21-22 僕としては以前の評価が高すぎたのであって それが正常に戻ったのだと思っています。 そんな中、とある人から言われたのが 「SaaSを名乗ると評価額が上がりにくいから SaaSとBPOをかけ合わせたBPaaSを名乗るといいよ」 という言葉。(ビジネ

    • APIエコノミーの闇

      以前、全部のせの「スイート(Suite)」もいいけど必要最小限のシンプルなパーツに削ぎ落として組み合わせる「ブリード(Breed)」があってTimeCrowdは後者という話を書きました。 BtoCの世界ではFacebookが全部のせの「スイート(Suite)」で Twitterが必要最小限のシンプルなパーツに削ぎ落として組み合わせる「ブリード(Breed)」だったんだと思います。 10年前のTwitterは「140文字を投稿する」「投稿を削除する」「投稿を表示する」という

      • 「限りある時間の使い方」と手塚治虫の火の鳥

        今日は「限りある時間の使い方」という本を1日で読みました。 読むことになったきっかけや読みながら考えかことは上記にメモ。 以前こちらで紹介した「YOUR TIME」は 「万人に適用できる時間管理術はなくて、 人それぞれタイプがあるからそのタイプを分析して それにあった時間管理術を使うのがオススメ」 みたいな本だという理解。 それに対してこの「限りある時間の使い方」は 「そもそも仕事や余暇を大幅に改善して夢のように実現できるといった幻想は捨てて現実を見るのが大事」 といっ

        • 労働時間について

          2022年に上場したベースフードの社長の橋本 舜さん。 「グローバルで活躍できるか」「時価総額1000億円を超えられるか」「成功への時間軸を重視した事業の実績・成長性」「経営者・経営チームの成熟度」「社会課題解決に取り組んでいるか」の5点を選定基準に選出されたForbes JAPAN 日本の起業家ランキング2023で4位。 午前中は読書して午後から働くとのこと。 読書などは労働時間ではないと定義したら1日5時間労働。月100時間労働。1998年のサイバーエージェントは月4

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          「スタートアップ経営者が採用広報ブログを書くにあたって良さそうなネタ5つ挙げて」とChatGPTに依頼した内容で記事を書く

          1月1日(日)、1月8日(日)ときて、 2023年3回目の投稿の期限が1月15日(日)の23:59で あと1時間しかない。 色々調べたりまとめたりしている時間がないので 思いつくまま一筆書きで書こうと思う。 そもそもこの毎週書いている目的は 会社の採用広報。ということでどんな内容にするのがいいのか ChatGPTに聞いてみた。 よし、これで行ってみよう。 1.会社のミッションやビジョン、使命感についてミッションは「生きた時間を増やす」です。 このあたりに書きました。

          GPTを使って「定義」「メリット」「デメリット」の3つを簡単に参照できる事典サービスを作ってみた

          以前、ChatGPTすごいという話を書きました。 サンフランシスコらへんのイケてるスタートアップが高度な技術でChatGPTというAIチャットボットをリリースしたと思っていたのですが、まぁ大枠間違っていないのだけど「OpenAI」というスタートアップというか非営利団体という体裁をとっており、そこが開発しているGPT (Generative Pre-trained Transformer) という自然言語処理モデルは2019年2月にバージョン2が出て、2021年6月にバージョ

          ソフトウェア・ファーストと時間共有

          2023年あけましておめでとうございます。 2022年は5月20日から毎週note1記事書くというのを32週継続できました。 毎回書いてる時は手間もかかるし そんなに品質も高くないし、この時間を コード書くことにあてたほうがいいのではと感じるのですが 書けば書くほど所要時間が減ってタイパ(時間対効果)も上がってきている気がするので2023年も続けたいです本年もよろしくお願いします。 2022年末にとあるSaaS系先輩経営者さんと会食させて頂きました。 業界特化、エンプラ特化

          90分のサッカーと50分の執筆

          中学の部活が吹奏楽部だったことから始まり スポーツとはほとんど無縁だったんですけど 2020年からスプラトゥーンをはじめてある程度ガチでやったことによって 2022年のカタールワールドカップより一層楽しめた。 ポジショニングやタイミング、 ドリブル、パス、シュートの選択肢。 流れができたら連続で点を入れられる 流れを失ったら連続で点を入れられる。 勝ち越しのまま勝負が終わることはあるけど ラストギリギリの急展開で逆転負けすることもある。 前後半45分の勝負の間にあるハー

          西小倉さんの市場の解像度2022年末

          前回の記事は、「日々のカスタマーサクセスも大事だけど こういう研究開発的なことにももっと時間を割いていきたいな。」 で締めくくりました。 研究開発と並んで時間を割いていきたいのが 市場の解像度を高める時間。 「市場の解像度」という言葉が若干トラウマ気味ではあるのですが 逃げずに立ち向かうぞということで今までの経緯と今後について書きたいと思います。 2007年に起業した時、市場の解像度はゼロだった「Wikipediaを超える事典を作る」ため大学卒業と同時に起業。 知らない

          ChatGPTを使えばTimeCrowdのカテゴリ仕訳を自動化できそうですごい

          僕のTwitterタイムラインにも色んな人が流しててずっと気になっていたChatGPT。 11月30日に公開されて6日で100万ユーザ突破したとのこと。 APIもあるようです。 家入さんもLINEボット作ってはる 先に実例を貼りますけどこれすごくない? 正解は「社外会議」であるのに対してAIの回答は「社内会議」だけど だいぶ惜しい。 こうすれば正解。 これを活用すれば従来の カテゴリ設計する→毎回カテゴリ選んでタスク追加する という流れを カテゴリ設定せずに自由に

          サッカー2018年、2022年、その後

          日本、2010年優勝国スペインと2014年優勝国ドイツに勝利。 ドイツもスペインも 前半で1点入れられて 後半で堂安(24)のゴールで追いついてからの ドイツでは板倉(25)→浅野(28) スペインでは三苫(25)→田中(24) でどちらも感動的な逆転。 スペイン逆転ゴールの三苫さんアシストほんとにほんとにギリギリ この2試合、歴史的に見てもすごい試合だったみたい。 イーロンマスクも祝福。 次はベスト16クロアチア戦。11月5日(月)24時から。 勝てば日本初のベス

          日本から世界に通用するソフトウェアをつくる

          糸井重里さんの「インターネット的」という本が好きです。 この本は20年前の2001に出版された本。 この時代ってスマホも常時接続もない時代に インターネット的の面白さ、可能性を言語化している神本なのですが その要素が「リンク」「シェア」「フラット」の3つ。 これらについて別で語るとしてプラスワンとしてあがるのが 「グローバル」。 映画サマーウォーズのラストシーンのように 田舎のたった1人のために世界中から元気玉みたいな感じで 色んなエナジーが集まって奇跡が起こるみたいなこと

          パソコンから電話をかける方法とそれに対するTimeCrowd連携について

          TimeCrowdの開発は2015年からなのですが2020年から急に課金ユーザ数が増えたのはコロナによる在宅勤務ニーズの増加です。さらに深堀りするとコールセンター業務、インサイドセールスの業務見える化に活用して頂いています。 コールセンターの時間計測ニーズもともと自分たちはシステム受託開発会社で供給よりもニーズの方が大きく無限に仕事がある状態だったので営業したことがほとんどありませんでした。営業できる人に時間計測ニーズについて聞くと「営業マンのKPIは受注金額だから時間計測

          掛川で開発合宿した話と時間プラットフォーム構想

          楽団やダンスグループ、プライベートがガチめなので 土日はなかなか合宿できない弊社メンバーと 11月3日、祝日に掛川の「どこにもない家」に行ってきました。 今回は2泊3日にしたんですけど、2泊ってめっちゃいい。 間の日は朝から夜まで開発に没頭できる。 ご飯も朝昼晩出てどれも幸せいっぱい (1泊だと15時チェックインで11時チェックアウトなのでお昼がない) 今回の合宿ではこんなテーマのアプリを作ることになりました。 ・管理管理というより楽しく時間見える化したい ・転職会議みたい

          TimeCrowdと時間感覚

          みほさんのこのツイートを見てさっき読んでみました。 TimeCrowdの商談のヒアリング項目に 「GoogleカレンダーやOutlookでスケジュール管理していますか?」 「タスク管理ツールを使っていますか?」 などがあるのですが本書では従来の時間術を ・カレンダー ・ToDoリスト ・タイムログ ・イフゼン・プランニング の4つに分類しており、 TimeCrowd自体はタイムログ(時間記録)にあたるわけだし、 あらためて自分たちのツールが時間術と関係が深いと感じる。

          心と向き合うということ

          経営理念が「生きた時間を増やす」になったきかけとなるミヒャエル・エンデのモモには「心」というキーワードが出てきます。 時間とは命であり、命とは心である。 だから人の心も自分の心も大切にしないといけないとわかりつつ 日々新しい出来事に直面しながら同時並行でバタバタやっていると 出来てなかったりする。 このツイートの「マーケ施策当てる」という表現も 自分としては直近で広告やテレアポなど色んな集客方法を試す中で いい感じにとある施策が極端にうまくいき、嬉しい気持ちを素直に表現し