SaaSとBPaaS

2021年3月にSaaS企業として初の資金調達を行った弊社ですが
SaaS業界全体でいうとそこからネガティブなニュースが続いています。

https://onecapital.jp/perspectives/market21-22

僕としては以前の評価が高すぎたのであって
それが正常に戻ったのだと思っています。

そんな中、とある人から言われたのが
「SaaSを名乗ると評価額が上がりにくいから
SaaSとBPOをかけ合わせたBPaaSを名乗るといいよ」
という言葉。(ビジネスプロセス as a サービス)

このような事例記事があるように、TimeCrowdはBPOの時間管理に活用頂いています。
もともと僕たちがやっていたシステムの受託開発も開発業務ちょうビジネスプロセスをアウトソースしているのでBPOの1つとも言える。
SaaS企業としてツールを提供するので終わるのではなく
人が動いて導入支援業務の一部を代行する所までやるというのは
もともと受託開発をしていた僕たちにとって得意な方なので
試験的に数社にそのようなサービスを提供している。

ただ、あまり僕のタイムラインに「BPaaS」という言葉は出てこなかったんですよね。

それが先日のChatworkさんの決算発表ではこの
「BPaaS」が大きなテーマとなっているようでした。

決算資料の中のBPaaS部分はこちら

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS04681/ade27cbc/d9a6/42f8/99a4/0d0688916c18/140120230210506671.pdf

ちょうどTimeCrowdも単に時間を記録するだけという価値提供範囲からさらに進んでそれを分析して自動化やアウトソーシングを活用して業務改善するサポートまで提供できるように広げていきたいという方針がありました。
今の限られたリソースでどこまで広げるかは常に気をつける必要があるとは思いますが自分たちの強みを生かしてやっていこうとしていた時にChatworkというロールモデル企業がその方針を打ち出してくださったことは良い流れだなと思いました。(ちなみにPLGという方針という意味でもロールモデル)

既にTimeCrowdには「時間を記録して業務改善したい」というアツい意識を持った方がたくさん集まっています。
既存のお客様への価値提供を最大化することで
ビジネスを拡大していくという流れは自分たちにあっているのだと思います。

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