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祝いの舞に魅せられて~自己紹介に代えて~

 この拙い記事を読んでくれているあなた、はじめまして。

飯田妙々(ぱんだみょうみょう)改めムフムフヌクヌクアプアアと申します。

長いので、お好きなように呼んでください。

どうぞよろしく。


2020年11月28日(土)

突然ですが何の日でしょう。

実はわたくし飯田がアルバイトとして採用された日なんです。

2週間後にこの記事を投稿してるのは、気にしちゃだめ。

午後5時。

自宅最寄駅から二駅、片道約40分の、(前のバイト先と比べれば)とっても通いやすい場所にある個人経営の某ラーメン屋。

自動ドアから入ると、ツキノワグマクマぐらいの大きさの券売機と、全席お座敷の古風な内装がお出迎え。

わたくし飯田改めムフムフヌクヌクアプアアの新しい職場です。

ここを最後のアルバイト先にしたい!

面接で心優しげな若店主と正座で向かい合った時、そう思いました。

こんな書き方は変だけど、飯田は今まで気持ちよくアルバイトを辞めたことがありません。

同じ皿の置き場所を一日2回訊いたり、オーダー票を捨て忘れてもう一回同じパスタを作ったり。

とにかくあほなミスの連続、連続、連続!

そんなこんなで職場に居ずらくなって逃げるように辞めるのは、もう終わりにしたい。

「履歴書不要、人柄採用」の面接は初めてで、一体何を聞かれるのかとドギマギ。

道路を挟んで反対側にお店がある、と気づいたときも、

店主はすでに私を「視」ている!と変に背筋を伸ばして、たまにやっちゃってるショートカットはせず、きちんと横断歩道まで戻ってから、道路を渡りました。

ところがいざ面接が始まると、とんとん拍子に話が進み、あっという間に採用の流れに。

さして踏み込んだ質問もされず、拍子抜けの飯田。

澄んだオーラが私から滲み出て、きっと店主のお眼鏡にかなったのでしょう。

という冗談はさておき、今後の収入源が確保できてほっくほくの飯田。

(我ながら嫌な言い方するな~)        


電車で二駅、築半世紀の黒ずんだ共同住宅に帰ってきました。

いわゆる学生寮ですね。

で、同じ階に住んでいる同郷の友人ボブの部屋の扉を真っ先に叩きました。

「バイト受かった!賄い無料!!」

ボブはいつものように扉から半身乗り出し、眠たげな顔で祝福してくれました。

トコトコ自室に戻った私は、本棚からおもむろにB☆のL☆の本☆を取り出して読み始めました。

ひとこまひとこま舐めるようにして愉しんでいると、

コンコン

扉をノックする人が 。

流れる手つきでB☆Lの本を戻して扉を開けると、二つの影が部屋の中に勢いよく飛び込んできました。

「バイト受かったんでしょ!ボブから聞いたよ」

と同じ階の友人ゴマちゃん

そして未だその全容を把握できていない友人スイミー

ただでさえやることなすこと予測不可能なこの二人ですが、この日は本当に狂っていたとしか思えない。いい意味で。

私のベッドにスマホを置き、何やら画面を操作するゴマちゃん。

「見ててね~」

と言うが早いかなぜかこちらに背を向けると、流れ始めたのは聞きなじみのある音楽。

クククン、クククン、と切れよく動き出すゴマ。

あっニジューのあれ(Make You Happy)じゃんと分かったときにはもうそこはゴマちゃんのステージと化していたのです。

四畳半の部屋で突如繰り出されたゴマ’S エンターテイメント。

始めこそその状況に戸惑ったものの、

目の前で何が起きているのか理解するまでに時間はかかりませんでした。

その時まで待って、待って、待って…

からの縄跳びダンス!!!

はい来た、ここだけは踊れるんだよねと言わんばかりに乱入する飯田改めムフムフ。

ゴマちゃんと鏡合わせになってクイ、クイ、クイ、クイ

そう、二人で祝いの舞を舞ったのです。

「見えないんだけど~!」とキャスター付きの椅子に座っているスイミー。

突然のゴマ’sモブ(もしや死語?)に順応しつつ、あえてスイミーの視界を塞ぐという余裕、お茶目さを兼ね合わせたムフムフ。

はいBrava! ゴマちゃんも讃えて、Brave!!!

🐼                🐼              🐼

四畳半の部屋で踊るアホウにみるアホウ、ただいま午後9時。

これぞカオス、これぞ学生寮

これだから学生寮はやめらんねーぜ!

おっと、収集がつかなくなっちゃいましたが、とりあえずラーメン屋のバイト、頑張っております。

ぼちぼち記事もあげて行きます。雨だれ石を穿つッ……!

ここまで読んでくださりありがとうございました。

何卒ご贔屓に。

それではお体に気を付けて































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