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鹿島と浦和の場外バトル!蛍光ペン戦争からマスコット総選挙まで

この記事は「旅とサッカー」というスポーツツーリズムをコンセプトとしたWEB雑誌「OWL magazine」のコンテンツです。

鹿島アントラーズサポーターの五十嵐メイです。
今回は、先日リリースされた「混ぜるな危険!鹿島サポvs浦和サポの対談」後編です。対談のお相手は、OWL magazine編集部内で「インテリ系浦和サポ」と呼ばれる、ほりけんさんです。

前編は、鹿島アントラーズと浦和レッズの過去の対戦成績から探る 2クラブのライバル関係についてをお送りしました。

後編は、グッズ、マスコット、ユニフォームなど、エンタメ要素を絡めての場外乱闘を繰り広げます。今週末の直接対決を前に、熱い火花を散らしていきたいと思います。

ほりけん 
浦和レッズサポーター。2018年に念願のシーズンチケットを取得し、北と南のゴール裏を行き来。OWLでは「インテリ系浦和サポ」と呼ばれるが、普段友人には「レッズの話をしだすと途端に知能指数が下がる」と言われる。
・サッカーに焦がれて沖縄へ 浦和レッズのキャンプとBリーグの試合に行ってきた
・オーストラリアのスーダン人コミュニティとは? 浦和レッズの新戦力トーマス・デン選手のルーツから多文化共生を学ぶ
五十嵐メイ
鹿島アントラーズサポーター。ほりけん評は「小笠原ユニの鹿島サポなんて、浦和サポの嫌いなものを詰め込んだ福袋」。顔で選んでも、プレーで選んでも好きな選手はヤンチャ系。自他共に認めるチンピラ好き。
・カシスタが友達のいない女子高生に教えてくれたこと
・ブラジルから再び日本のピッチへ!三都主選手とプレーできる夢のソサイチリーグ

※この対談はリモートマッチ(ZOOMで実施)です。
※「サポーターの会話」の雰囲気を残すため、選手等の敬称を省略している場合や、クラブを略称で呼んでいる場合があります。


互いのチームの好きな選手、嫌いな選手

五十嵐:前回はクラブ同士の話をしたので、今回は選手の話からしていきたいと思います。火花を散らす意味では嫌いな選手ですが、嫌いな選手……。困ったな。浮かばない……。実は結構、困っていた。

ほりけん:そしたら、好きな選手からいきますか?

五十嵐:2007年のACLで初めて浦和レッズをじっくり見た時に印象的だったのは、田中達也選手でしたね。去年のACL決勝を見に行った時に気になったのは、関根貴大選手。

ほりけん:いやー!!メイさん浦和サポの素養があるね!(笑)

五十嵐:!?

ほりけん:僕も含めて、浦和サポは、多分、ドリブラーが好きなんだよね。スピードや、個人技で縦に仕掛ける選手達。田中達也や関根もそうだし、原口元気とか梅崎司とか。

五十嵐:みんな大好き(笑)

ほりけん:その観点から言うと、鹿島で好きな選手は本山雅志だね。シドニー五輪あたりで知って、この選手、面白いなと思った。鹿島はドリブラーが少ないイメージがあるけど、その中でも例外的なドリブラーという印象。もちろん鹿島の選手としては結構やられているから嫌いなんだけど、プレースタイルとしてはかなり好きな部類に入るね。

五十嵐:分かります。本さん好きでした!本さんがボールを持つと、ワクワクが止まらない。

ほりけん:鹿島サポが好きな選手はどんなタイプが多い?

五十嵐:今の人気は土居聖真かな?私の独断と偏見ですけど、鹿島サポ全体としてのプレースタイルでの好みの偏りはあまり見受けられないかもしれない。どこのチームも同じだと思うけど、チームへの貢献度が高い選手、鹿島愛にあふれている選手が人気かな。
鈴木優磨は移籍後も「鹿島が大好き!!」という気持ちが溢れ出ちゃってて、すごく愛されているよ。再開初戦の川崎フロンターレ戦で起きた疑惑の判定に、ツイートしてくれたんだけど、それを見た鹿島担当の記者さんですら「鈴木優磨、好きだぞ」って。
私個人として、好きなタイプのプレーヤーはドリブラーかな。

ほりけん:ドリブラーが好きなら、浦和との相性は絶対にいいよ!(笑)

五十嵐:ふむ……。私は、浦和が好き……なのか!?浦和生まれだったら、浦和サポーターだったのか……。

ほりけん:まぁそれは、僕も茨城に生まれていたら鹿島サポだったろうしね(笑)

五十嵐:話の雲行きが怪しいので、仕切り直しましょう(笑)ほりけんさん、鹿島で嫌いな選手はいますか?

ほりけん:圧倒的に、小笠原満男さん。思わず「さん」付けちゃうくらい。30年以上生きてきて、トップクラスにブーイングした相手ですね。もう殿堂入り!

五十嵐:私は本日もしっかり、40番を着用してきました。(笑)

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ほりけん:さすがです(笑)なんというかさ、普通に生活していたら、ブーイングすることってまずないじゃない?

五十嵐:しないって。それは、ただの危ない人。そんな人とは、多分こうやって話してないね。危なすぎる。

ほりけん:でもスタジアムは良くも悪くもブーイングしてもいい場所で、その中でも、小笠原さんには腹の底からブーイングができる。格が違いますよ。肩を並べられるとしたらガンバ大阪の遠藤保仁くらいかな。西の遠藤、東の小笠原。

五十嵐:私、満男さんが敵だったら嫌だなって思うよ。居るのと居ないのとでは、全然違う。その象徴的なのが、2007年。15位まで落ちたけど、イタリアから満男さんが復帰してきて、怒涛の9連勝で逆転優勝。うふふ(笑)

ほりけん:主力の選手は沢山居ると思うけど、外から見てても、小笠原選手がいない鹿島は、鹿島っぽくないなと思う部分は有ったね。そういう意味でも小笠原さんは、ダントツですよ。もう少しいい意味を込めて嫌な選手は、野沢拓也選手。浦和的には、結構やられたイメージ。

五十嵐:野沢さんは鹿島サポから変態って呼ばれてる。

ほりけん:へぇ、そうなんだね。でもわかる気がする。鹿島の攻撃的MFはみんな、野沢みたいなイメージ。ポジショニングとか、キックで勝負する感じ。ただ野沢は、浦和レッズにはあまり多くないタイプ。もちろん、もし仮に浦和レッズのエンブレムを付けて戦ってくれるなら勿論応援したと思うけど。

五十嵐:今年、静岡学園から入ってきた松村は、ドリブルでガツガツいくイメージ。気迫が溢れ出てる感じだよね。

ほりけん:浦和サポは好きなタイプかもね。ただ、高卒ルーキーと言えば武田英寿ですよ。今年の高校サッカー選手権決勝は、カードは青森山田対静岡学園だったけど、個人的には浦和対鹿島だった。松村倒せと、全力で武田を応援した(笑)

五十嵐:ふふふ(笑)静岡学園が勝った。

ほりけん:残念だった。でも武田は、沖縄キャンプで見たけど、ほんとに上手い。浦和サポは柏木の後継者として期待している。18歳でチームの司令塔となるのは簡単じゃないけど、楽しみな選手だね。

五十嵐:浦和サポの期待って、すごい重そうだな……。
話を元に戻すけど、何をしでかすか分からない感じが嫌だったのは、ポンテ。

ほりけん:ポンテは、ずば抜けてた。2007年のJリーグMVPだけど、優勝チーム以外からの選出は珍しいと思う。でも、あの頃のポンテは本当に凄かった。

五十嵐:何が嫌だったのかって聞かれたら、はっきりとは答えられないけど、嫌。

ほりけん:あと鹿島でいえばマルキーニョス。マリノス時代は好きだったけど、鹿島に来てから、かなりやられたので……。鹿島の中での、マルキーニョスはどういう位置付けなの?90年代の頃から、ブラジル人のタレントが沢山揃ってた訳だけど。

五十嵐:マルキの在籍期間は、私の観戦歴の中で1番盛り上がったシーズンなんだよね。マルキは鹿島に4シーズン在籍して、59ゴールだからね、忘れたくても忘れられない。もう居ないのに、影を追ってしまう。強烈な思い出を残していった、たちの悪い元彼って感じ(笑)

俺達の蛍光ペン戦争〜FUJI XEROX SUPER CUP2017 〜 


五十嵐:話は変わりますが、今年のアウェイユニフォームが、3チーム統一テーマで物議を醸しましたよね。

それで、いつから似通ったデザインなのかを調べてみましたけど、遡る事4年前の2016シーズンから、ソロリソロリと段々近くなっていました。

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ほりけん:2016年からとは知らなかった。というのも2017年のゼロックスのイメージが強烈で。前日会見で、Jリーグから「J1では実現しない鮮やかな色合いのユニフォームを身にまとった選手たちがピッチで躍動する姿に是非ご注目ください」と発表されてざわついた。ちょっと待てと。当日はテレビで観ていたけれど、ぱっと見、どこの試合?となった。

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五十嵐:蛍光ペン戦争と言われた試合ですね。サプライヤーは、前年度にちょろっと似たデザインをやってみて、よしよし、バレないぞ!みたいな感じだったのかな。

ほりけん:そんな感じかも。2016年はそんなに目立つ感じじゃないしね。でも、2017年の蛍光イエローはACL優勝した年だから、結構見たね。オーストラリアではこのユニで大量得点したし、サウジアラビアでもこれで戦った。

五十嵐:うちはファンシーなピンクだけど、黄色の方がカッコよくないですか?

ほりけん:うーん、どうだろう。ピンクの方がまだ赤に近くない?黄色は、買った人が果たしてゴール裏に来て良いのか、サポ界隈で揉めたことがある。試合前に、ビジュアルなどをやるときに、蛍光イエローだと……みたいな物議を醸した。

五十嵐:あー……。うちはどうだったのかな?この年のユニフォームは、永木がやたら似合ってた記憶しかないな。何故蛍光色対決にしたんだろうか。

ほりけん:この頃、プレミアリーグとか海外では、2ndや3rdでチームカラーと全然違う色を使うのが、流行っていた気がする。記憶にあるのは、マンチェスターユナイテッドが、2ndか3rdを青にした時。青!?みたいな。その辺りからなんじゃないのかな?

五十嵐:私の記憶にないだけかもしれないですけど、今回の広島の赤が事をややこしくした感じはあるよね。そっと出してたらちょっと分からなかったような気がするのは私だけ?というか、そこまで他チームの2ndを気にしたことがなかった。

ほりけん:そうだね。我々だけだったらね。あー、でもどうかな。再開初戦、鹿島と広島がどちらもアウェイであのユニだったけど、ハイライトを見ていたら、あれ、さっきもこのチーム出てこなかった?とは思ったね(笑)

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五十嵐:サプライヤーがアディダスのチームには、こんな事例がありました。ってことで、もしかしたらと思って、広島も調べたら、2016年から我々ほとんど似たようなデザインのユニを着ているんですよね。

誰がどんな時に使うの?謎グッズ対決

五十嵐:ほりけんさんといえば、OWL magazineの中でも、アカデミックな記事が多く、お堅いイメージだと思うんですが、OWLの代表である中村慎太郎氏から「ほりけんさんに、女子会のキラキラ感を分けてくるんだ!」というミッションを頂きました。今回は折角なので、マスコットとグッズという女子が大好きなジャンルについて、語って頂きたいと思います。

ほりけん:その2つは一生書かないよ(笑)

五十嵐:ふふふ(笑)という事でですね、使い道に困りそうなグッズ「謎グッズ」を探してきてくださいとお願いしましたが、見つかりましたか?

ほりけん:謎グッズ、ちゃんと見つけてきました。アリなんだけど、こんなの中々やらないよね?というものと、本当にこれなんですか?というのを見つけてきました。

五十嵐:ありがとうございます!振っておいてなんですが、ほりけんさんがグッズを語るのは、キャラ違いで面白いですね(笑)それはさておき、「本当にこれはなんですか?」というグッズからいきましょうか。

ほりけん:圧倒的に、使い時が分からなかったのは、メンズソックス(フレンディア)418円。

五十嵐:!?

ほりけん:そもそもレディアじゃなくて、フレンディア 。そして、フレンディア は女の子なのに、メンズソックス?って。男は中々キャラクターの靴下なんて履かないよ?というとこから始まって、なんでフレンディア?(笑)

五十嵐:大人の男性用のサイズですよね?

ほりけん:僕も、このサイズだよ。

五十嵐:お誕生日プレゼントに、こちらを差し上げますね?

ほりけん:いやいや、使えないよ(笑)ただ、もしかしたらキッズとレディースも出していたのかも。そしてメンズだけ売れ残ったのかなと。

五十嵐:これ、ファミリーで履く用じゃないの?ママはレディア、子供はディアラとシャーレ、パパはフレンディア的な。

ほりけん:百歩譲ってファミリーならあるかもだけど、それにしても男はフレンディアは履かない(笑)

(後日五十嵐は、ネットで靴下情報を発見!レディア、フレンディア共にメンズ、レディース、キッズという3サイズの販売でした。

ほりけん:鹿島は謎のグッズありました?

五十嵐:色々ありましたよ。色がライバルチームと被ってるアフロのスヌーピーグッズとか、ちょいダサTシャツとか。フレンディアの靴下が衝撃で、忘れるところだったけど、私が出したかったのはこちらです。

ほりけん:え?ベッドか。凄いな……。

五十嵐:女の子の家に誘われて行って、このベット出てきたらめちゃビックリしません?(笑)

ほりけん:間違いない。新手のハニートラップに引っ掛かったかと思うわ(笑)ただ、鹿島サポ同士だとしても、誘いにくいよね。

五十嵐:ワハハ(笑)

ほりけん:しかし、14万円とはなかなかの高額商品だね。これ、何個売れてるのかめちゃくちゃ気になる。

五十嵐:負けた日は、うなされそう……。持ってる人いるのかな?

ほりけん:これ、記事で持ってる人募集しよう。

五十嵐:いや、本当に知りたい。

※という事で、このアントラーズベッドを持っている方は、是非とも五十嵐のTwitterのDMに写メを送ってください。

五十嵐:ベッドは結構レベル高くないですか?

ほりけん:間違いない。こんなチャレンジは出来ない。(笑)

五十嵐:浦和の中で、何か高額な商品はありますか?

ほりけん:最近出たグッズなんですが、母親が注文したこれですね。

五十嵐:おお!これはいい!注文したんですか?

ほりけん:母親がちょうど、パソコンを買い換えたいと言ってたから、これがいいんじゃない?と薦めておいた。浦和サポなので。キーボード上で、R/E/D/Sがちょうど固まっていて、そこだけ赤くなっているのがイイ。

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五十嵐:本当だ!!すごい!めっちゃいい!しかもパソコンの方が安い!!

ほりけん:まぁでも、ベッドも、寝室が沢山あったら1つぐらいはこれでも良いかもね。

五十嵐:そんな人は、富豪くらいだよ。今日は、このベッドで寝よう!みたいな。しかも、商品説明の最初が「寝ても覚めても応援!」って、洗脳しにかかってきてる。怖い怖い。

ほりけん:メイさん、良いこと思いついた。

五十嵐:なんですか?

ほりけん:クラウドファンディングしようぜ!

五十嵐:い、いやですよ!確かにベッド買い換えようと思ってるところですけど、流石に……。(笑)いや、買い換えたいけども。

ほりけん:時と場合によって、布とか被せれば良いんじゃない?

五十嵐:アントラーズは大好きだけど、ちょっと主張が激しすきません?(笑)

ほりけん:天板がすごいね!このXのラインが中々(笑)いやー、これは面白いグッズだね。クラウドファンディング、始めましょう!

五十嵐:嫌です(笑)


しかおとレディアの場外乱闘?


五十嵐:グッズの次はマスコットですが、まずはマスコット総選挙の結果から振り返ってみましょう。ほりけんさん、マスコット総選挙はご存じ?

ほりけん:なんとなくは。ルヴァン杯の前座だったっけ?

五十嵐:いや、ゼロックススーパーカップです。

ほりけん:あ、そうなんだ。完全に勘違いしていた。それにしても、結構前からやっているんだね。そして、2013年の第1回はうちの方が上なんだ!

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五十嵐:ほんとだ、負けてる!いや、でも待って、この年は出場しているの、シャーレくんだよ。

ほりけん:なんと、息子か(笑)いや、まぁでも可愛さならシャーレの方が上だろうな。もしかしたら勝ちに行ったのかもしれないけど、よく頑張った。しかし、レディアになってからは安定の下位だな。全8回中、全体の最下位が2回、J1最下位が3回。

五十嵐:ふふふ(笑)

ほりけん:しかおは、もう少し上位で成績はわりと安定しているね。

五十嵐:最近は10~20位くらいの、中間層をフラフラしているよ。あんまり面白味のない順位よね。でも2014年は結構下位に沈んでいる。レディアはビリだけど(笑)働かない事で有名なレディアは、チーム内でどんな位置付けなんですか?

ほりけん:浦和レッズは、クラブの理念として、マスコットはピッチに登場しないことを宣言している。実際、いるとしてもスタジアムの外の広場まで。それは、硬派でいいなと思う。そういうチームがあってもいいよね。槙野選手は、マスコットが埼スタに登場しても良いのでは?と提起したことがあって、その気持ちもわからないではないけれど、うちでは難しいのかなと思う。

鹿島でのしかおのポジションは?

五十嵐:しかおはガチ勢。ガチサポだよ。

でも、いつからだろ?10年くらい前は、マスコットを見かける機会って、コンコースだけだった気がする……。気に留めてなかっただけかもだけど……。でも、客席とか行っちゃうと怒られるのかな?浦和よりは、自由に活動してるよ。

家族も仲良しだし、サポーターにも親切だよ。

ほりけん:なるほど。

五十嵐:しかおのお付きのお兄さんのアカウントをフォローしてるんだけど、「しかおが客席にいっちゃったから、怒られないかな」みたいなツイートを見かけたような気がする。だから、あんまりはしゃいじゃうとダメなのかも。しかおのお世話係のお兄さんが、自由にさせてあげてる感じはあるのかな?お兄さんも、しかおファミリーが大好きだし、マスコット界隈の人気者。

そういえば、しかおは突然スタイリッシュになったんだよね。ちょっと前は、俯き加減のずんぐりむっくりしたマスコットが、のらりくらりコンコースを歩いてたイメージ。

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ほりけん:マスコットには詳しくないけど、しかおさんはスタイリッシュなイメージはないですね。茨城だから?

五十嵐:こらこら(笑)しかおは、自分のことをマスコットというより、サポーターだと思っているかも。大旗も振るし、太鼓も叩けるし。バス待ちの時は、積極的に大旗をサポーターに借りに?奪いに行くみたい。しかおをモチーフにした、カッコいい旗もあるよ。

ほりけん:レディアはどうなんだろうなぁ。まぁでも、サポーターと思っているんだろうな。

五十嵐:ニートの噂が一人歩きしてるけど、レディアさんはクラブ理念に乗っ取ってるだけで、なりたくてニートになった訳ではなさそうね。1番会うのが難しそうなマスコット。でも、ほりけんさんから送られてきた画像の、働いてる姿を見た時に感動した。こうやってみると、ちゃんとマスコットしてるなって。少し可愛く思ったよ。

ほりけん:実際、いたらいたで人気はあるんだよね。それに、子供たちに対しては、レディア達がもっと露出しても良いんじゃないかなと思う。マスコットがきっかけでも、子供たちがスタジアムに来てくれたら嬉しいからね。

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マスコット沼へいらっしゃい〜推しマスコットの選び方〜

ほりけん:投票方法とかいまいち良くわかっていないけれど、基本的にはサポがやっているのかな?正直、上位常連組のドロンパ(FC東京)とか、あんまり可愛くない気がするんだけど(笑)

五十嵐:サポが投票していますよ。FC東京サポには、マスコットガチ勢というジャンルの人達が存在するのは聞いたことあります。とにかくドロちゃんへの愛がすごい。ドロちゃんは、1度会うと虜。芸達者だし、彼はマスコット界のスターですよ!投票は、ウェブ、LINE、Twitterかな。毎日せっせと投票する。あと毎年優勝の最有力候補の「グランパスくん」を擁する名古屋は、名古屋サポの子曰くこういう時に頑張らないとタイトル取れないからって……。

ほりけん:なるほど。そうすると、このレノ丸とかすごいよね?J1が強いのは、単純に母数が多いからだと思うけど。

五十嵐:レノ丸は、結構いつも上位にいる。影の実力者(笑)ほりけんさん、可愛いなと思うマスコットはいますか?

ほりけん:どれだろう。あ、思い出した。ジンベーニョだな。

五十嵐:これですね!

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ほりけん:それそれ。女子会の動画にたまに見る気がするけど、結構大きいんだね!

五十嵐:去年の最終節に配られたジンベーニョは小さい方で、大きいのはクラウドファンディングのリターン品ですね。本物は、結構ぬりかべみたいな感じ。

ほりけん:メイさんは、しかおだけじゃくて、ジンベーニョも好きなの?

五十嵐:好きですね。ラーメン屋さんで使うボールペンは、ジンベーニョ。ただ、マスコットは会ったら全員好きになっちゃう。1匹なんて選べない。しいて言えば、子供キャラは好き。鹿島だと、アントン。少し小さめで可愛いなって思います。

ほりけん:なるほど。

五十嵐:大人気のヴィヴィくんも会ったことはあるんだけど、1番ギャップにやられたのは、フリ丸。前評判は可愛くないって言われていたんです。だけど会った瞬間、ギュってされて。手がフワフワで、すごく可愛くて、撃ち抜かれました。ファンサービス大事だなって。(笑)

ほりけん:なるほど。僕は会っても惹かれないからなぁ。そこは、男女の違いかもしれないね。

五十嵐:ミッキーマウスみたいな一般的なマスコットに対してはどうなんですか?

ほりけん:特になんとも。ミッキーマウスだったら、今この子はここにいるから、別の場所にはいないんだなと思う(笑)

五十嵐:ミッキーマウスに会えたとかじゃないんだ。ジンベーニョはすぐに名前が出てきたけど、どこに惹かれたの?

ほりけん:うーん、なんでかなと思ってひと通り見直してみたけど、フォルムかな。曲線の方が可愛い気がするけれど、ジンベーニョは長方形というか、直線が多めだよね。可愛さよりオリジナリティに溢れたフォルムに惹かれたのかもしれない。ただ、直線系でもキヅールはちょっとやりすぎ(笑)

五十嵐:キヅールにも会いに行ったけど、どこから近寄っていいか分からないマスコットだった。ジンベーニョに関しては、フォルムが決定打ということ?

ほりけん:そこが決定的な理由という気もしないんだけど……。他のマスコットは、似て見えるんだよね。

五十嵐:AKB48が全員同じ顔に見えるみたいな?

ほりけん:そんな感じ(笑)今、画面にユニティとアルディが並んでいるけれど、どっちもあまり変わらないなと思う。フリ丸はちょっと変わっているなと思うけれど、他は大体似て見えるよ。だから、ジンベーニョは個性があって、かつ可愛いんじゃないかと思う。

五十嵐:なるほど。

イケメンか、チンピラか

ほりけん:あと、ジンベーニョの所属するFC琉球は、小野伸二を獲得してくれたのもポイントが高いね。初めて買ったユニは日韓W杯の小野伸二だった。今年、沖縄キャンプで浦和と琉球とのトレーニングマッチがあって、久しぶりに小野伸二を生で見たけれど、やっぱり浦和サポ人気は絶大。

五十嵐:嫌いな人っていないよね。見たことない。

ほりけん:いない。浦和は、退団した選手に対してのブーイングは基本だけど、小野伸二と田中達也には拍手する。

五十嵐:実は一昨年、札幌でファンサして貰ったんだけど、めちゃくちゃ感動した。スターが目の前にいるって。

ほりけん:沖縄キャンプでも、唯一対戦相手の選手で、サインを貰ったな。

五十嵐:ファンサ行くんですね。普段は練習場とかいきますか?

ほりけん:行かないね。今回の沖縄キャンプでは、西川周作選手、マルティノス選手、鈴木大輔選手など、トレーニングマッチでのパフォーマンスが印象的で、少し話をしてみたいと思った選手にサインを貰いに行ったんだけど、サインを貰いながらなんかちょっと違うなと思った。どちらかというと、選手が子供達にファンサしているのを、後ろから見守っている方がしっくりくるなと。メイさんはどう?

五十嵐:私も行かないんですよね。なんか、緊張しちゃう(笑)ユニを買った選手のサインを一回貰いに行くくらいの温度感で良いんだよね。選手を目の前にすると、何故か困っちゃう。

ほりけん:どういう基準でユニを買う選手を決めるの?

以下有料部分では、五十嵐が顔で選ぶ好みの選手についてや、レディアと茨城の共通点について熱く語っています。この記事単体は300円で購入できますが、月額700円でマガジン内の記事が読み放題となります。是非、ご購読をお願い致します。

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