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We are modern family.

シンガポールからこんばんは、
パンダママです🐼

シンガポールで暮らし始め2年10か月が経ちました。引っ越しはせず、同じ部屋で楽しく暮らしています。

私の住むコンドミニアムは、ワンフロア四件の造りで、お向かいはシンガポーリアンのご家族、お隣は西洋人カップル。(もう一件は謎)

2021年4月から今年5月まで、私と息子たちは日本の実家で里帰りしていたのですが、帰ってきて、どこからか聞こえる天使の泣き声。
どうやらお隣の西洋人カップルのお宅から。
赤ちゃん産まれたんだ、嬉しいなとほっこり。

平日の夕方、長男のスクールバスのピックアップに行くと、パパと赤ちゃんがプールに入るところでした。
ブルーアイズがそれはそれは美しい可愛い女の子の赤ちゃん。

久しぶりと挨拶を交わし、出産おめでとうとお互いにお祝いをし合い、赤ちゃんの性別や誕生日を聞き合いました。
長い間家を開けていたよね?と向こうも私たちのことを気にかけていてくれたようで、あれこれ立ち話。

そして、ふと気付いたことが。
ママがいない。赤ちゃんはまだ3ヶ月とのこと。
聞けばママは産後2ヶ月で職場復帰し、日中はパパが赤ちゃんのお世話をしながらテレワークをしてるとの事。
日本にはなかなかないシチュエーションに私は目を丸くしました。
そしてパパは一言
『We are modern family.』と笑顔で話していました。


その後National Dayのコンドミニアムのイベントの際、ママとも再会。
ちゃんとお話しするのは初めて。
ヨーロピアンの夫婦と思っていたけれど、パパはドイツ人、ママはトルコ人。

後日、お茶しましょと、私たちファミリーをお宅に招いてくださりました。

バルコニーに置いたテーブルに、ケーキやお菓子が素敵に並んでいました。
一同感激。
お家にはたくさん本が並んであり、
『この日本の作家さんの本が好きなの。』
と付箋でぎっしりの英語版嫌われる勇気を見せてくださいました。

ドイツ人のパパは日本のアニメがお好きで、日本語もチラホラ。

ママとは、babyがなかなか寝なくて困ってるの、お洋服はどこで買う?など子育ての話をしたり。

5ヶ月の女の子の赤ちゃんは、3歳の長男に大喜び。息子があやすときゃっきゃっと声を上げて大笑いしており、息子も調子良く色々芸を披露して見せていました。
その様子にはママやパパも驚いていました。
He is entertainer!
と賞賛してくださり、私も夫も嬉しく思いました。

仕事をしながら子育てするのはどう?と聞くと、夜が寝られないから朝は辛い。それに朝、赤ちゃんと離れるのがとても悲しい。と切なそうな表情で話していました。

彼女は働きながらMBAを取得し、30代半ばでアジア統括マネージャーをされているバリキャリ中のバリキャリ。
そのため産後もたった2ヶ月で職場に戻りフルタイムで働かれています。

産んだばかりの可愛い我が子を、家に残して責任ある仕事を全うする、私には想像出来ない大変さと心境だと思います。

そして、日中、はじめての子育てをパパ一人でやり抜いているご主人にもあっぱれ!

世界には色んなスタイルの家族がいて、子どもを育てる為にみんな一生懸命頑張ってることに変わりないんだなぁとしみじみ感じました。


素敵なご家族と出会えて嬉しいです。


パンダママてました🐼

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